どちらも単刀直入な名前を持っています。
藪を枯らしてしまうほど 盛んに繁茂するので貧乏蔓(びんぼうかずら)とも言う藪ガラシ。
茎葉に悪臭があるのでヘくそ蔓と呼ばれる別名やいと花。摘んだ花を手や顔に貼ったらお灸の跡のようだからついたとか。あまりにかわいそうというので早乙女花ともよばれるらしいけど・・・。
どちらも野原や草むらで、蔓状にほかのものに絡んで繁茂する、どちらかといえば厄介者の植物です。
どちらも花の後実をつけます。
私はちょっと摘んで籠に入れたり、クルクルっと巻いただけのリースにしたり、名前ほど嫌いなものではありません。
どんなものでも命の輝きを見せる時がある。
それを写真に写せればうれしいな。
<2009・7・12撮影>
ヘくそ蔓の花
<2009・7・13撮影>