近畿7府県の有名151社寺でつくる「神仏霊場会」(会長=森本公誠・東大寺長老)が11日、高野山真言宗・総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)金堂で、「神仏合同国家安泰世界平和祈願会」を行った。

今後も定例法要として年に1度開催。寺院と神社で交互に法要を営む。


 同寺の松長有慶座主や生田神社(神戸市)の加藤隆久宮司ら40の寺院と21の神社から、僧侶と神職約170人が参列。そろって般若心経を唱え、焼香と玉串拝礼を行うなど、神仏合同の様式で営まれた。

 同会は、明治以前は盛んだった神仏を一緒に崇拝する精神風土を取り戻そうと、昨年3月に設立。同年9月には、僧侶や神職らが伊勢神宮(三重県伊勢市)を参詣した。


2009年6月11日 読売新聞)


黎明(れいめい)

                 クリックすると大きくなります↑