草花と戯れる楽しさを伝えたい。
春だから。
日々の暮らしがまだ自然と親密だったころ
原っぱや小川は子ども達のおもちゃ箱。
花輪で装い、葉や実を吹き鳴らし、風や水と戯れ
自然を、野の草木を友としていた時代がありました。
田んぼに蓮華草が咲き出しました。
小さなピンクの風車のようです。
子どものころ、れんげを摘んで花輪を作りました。
しろつめぐさのみどり
しろつめぐさでも花輪を作りました。
タンポポの軸に楊枝をさして、さらさら流れる小川に。
水車のように軽やかに廻る。
植物の特性を知って豊かな想像力から生み出された草遊び花遊びの数々。
れんげで敷き詰めた田んぼもほとんど見られなくなった。
ここの田んぼも、前は一面のれんげだったが、今はわずかにこぼれたようにあるだけ。
ここの田んぼの常連さん。
ぺんぺん草もここまでになると、おみごと。
こんな野の草がいとおしい。