* ゆっくりと ゆるゆると *
伊勢への旅はこれで三度目です。
昔はお伊勢参りは一生に一度の庶民の夢だったのに、ありがたいことです。
夫が運転しない我が家では、私の集中力・体力ともに失われて、最近何処へ行くのも電車です。
都会の中の田舎に住んでいると、イザ出かけるとなると不便です。
今回は、早く行って、御朱印帳を購入して、「神仏霊場会」の10時半の式典の後、皆様が参拝されるのにご一緒させて頂きたいと、一番電車に乗って来ました。
外宮、内宮と御朱印帳を求めて、右往左往、気の急く事。
「信じて 委ねる」ということが、心底腑に落ちていない私でした。
ガイドブックの「社寺参拝の作法」を読ませて頂いて来たのに、スッカリ抜けてしまって・・・。
そのてん、若い方々が正しい作法どうりに参拝されている姿は、こちらまで身の引き締まる思いにさせてくれました。
今回初めて巡った子安神社では若い女性が一人で額ずいて、真剣に祈っておられました。
何を祈ってるのか、とても気になったという夫。子供をすぐに授かった娘の姿と重なっていたのでしょうか。
木華開那姫命(このはなさくやひめのみこと)さまが、彼女の祈りを聞き届けてくださるといいですね。
旅での楽しみのひとつは、人との出会いです。
その土地の人だったり、ともに旅に来た人であったり。
今回はこの方抜きでは入られません。
山人さん、またまたご登場いただいて申し訳ございません。
金峯山寺の田中利典さん、列の先頭から終わりまで、行きつ戻りつして、やっとお会いできました。
わざわざ、寄ってきてお声を掛けていただいて、大大大・・大感激でした。
ツーショットの写真を・・・とは言えず、後姿をとらせていただきました。
旅でのもう一つの楽しみは、食いしん坊夫婦が出会う、おいしいものです。
この続きは、次のブログでお楽しみくださいね。
最後に一句したためました 。
「 伊勢の路や 神仏霊場会 秋日和 」 夫作
「 伊勢の路に 穂波が揺れる ゆらゆらと 」 案内人作
お・そ・ま・つでございました。(笑)
お読みいただいて ありがとうございました。
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