2015.2.3

節分。
毎年、おごそかな気持ちで迎える節目の日。

今年もそのつもりだったが、当日見事に体調を崩してしまった。
昼すぎから突然の嘔吐にみまわれ、お腹も下りのトッキュウジャーに。

社内行事である豆まきにだけは参加せねばと、ひそかにのたうちまわりながらも終業時間までなんとかがんばった。

フラフラしながら息子と約束した恵方巻を購入し、帰宅。
朦朧としながら自宅で豆まき。
私は食べられる状態ではないので、作法にのっとって恵方巻を食べる息子を見届けたのち、完全にダウン。


絶え間なく続く頭痛と吐き気に襲われ、まる二日間寝込んだ。


寝込んでいる間、ずっとうなされていた。
ものすごく怖い夢ではないのだけど、リアルで地味に嫌な夢ばかり見ていた。

案の定仕事でミスをしてしまっていた、
みんなから影で悪く言われていた、
嫌われていた、迷惑がられていた、自分のやることは全て裏目にでてしまっていた・・・
そんなストーリーを、オムニバス形式でエンドレスに見続けた。

悪夢から目覚めれば頭痛と吐き気、の繰り返し。

精神的苦痛+肉体的苦痛。

なかなかにしんどいものではあった。


何度目かの夢から覚めた時、ふと、この悪夢、私の自己否定感が原因なんじゃない?という思いが浮かぶ。

思い返せばどのストーリーも、ぜ~んぶ私が心に思い描く不安が元ネタになってるのだ。

まあこういう時に見る悪夢って大抵そんなものなのだろうけど、自分の事となると、なかなか客観的には考えられない。
相当の確信力をもって「本当はこう思われてるんじゃないか」と不安に思っている自分の姿のオンパレードなのだ。

それに気づいてからは悪夢も、
ああ、私こんな事不安に感じてたんだなあ~・・でもさ、実際、そうなると思う?
と、目覚めるごとに検証ができた。


全部が全部スッキリではないけれど、大きな気付きだった事は確か。

やはり今年の節分も、とても意味のある節目だったのだと思う。




少し回復して起きられるようになり、帰宅しているはずの息子を呼んだがどこにもいない。


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ひとりニャンコがホットカーペットの上で毛布をけとばしながらお昼寝している。


息子は・・?

ふと庭に目をやると、


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自分で作ったかまくらの中でくつろいで(?)いた。

ビックリした!!




私と息子とニャンコと。

それぞれの冬を満喫中。


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