2013.9
千石駅近くの kikara さんにてヒプノセラピーセッション。
仕事での上京にあわせて、上野近辺で受けられるところでネット検索し、お申し込み。
この頃は、ヒプノセラピー講座を終え、少し前向きになれてきてたものの、やはり体の不調が治らず、まだまだ何とかしたい!の一心。
でもやっぱりヒプノは好きなので、ワクワク感はしっかり持ってサロンを訪ねた。
サロンもセラピストさんも、清潔で気持ちのよい雰囲気。
檜とか針葉樹とかのような、スッキリした植物っぽいイメージの空間だなあという印象。
初めにカウンセリングをしていただく。
ヒプノを学んでいる事もお話しし、結構しょっぱなからイメージワークのような事を入れて下さった。
対面でセラピストさんとお話しをしながら、既に催眠状態、みたいな感じ?
そして、退行へ。
何度やっても始まる前は、何も見えなかったらどうしようという不安がよぎる。
特に導入の時、私はいつもイメージが浅い気がする。
どうしてもリアルの自分の今いる場所をイメージしてしまい、リラックスしきれない。
けっこうムリムリイメージをひり出しているという感じなのだ。
まあ、それが深い催眠へのステップになってるって事なのかな~。
まず最初に見えたのは、パキッとした青空と、見渡す限りの平原。
遠くにエアーズロックのようなものが見える。
乾燥した赤い岩のような、山のような・・・
オーストラリアなのかな?
でも、エアーズロックとは形が違う。
もっとギザギザした感じのシルエット。
こういうの、西部劇とかでみた事ある気がする。
テレビなどで見た事があるものが出てくると、
ついつい、まず「ウソっぽくない?」と考えてしまう・・・。
自分に意識を向けてみると、まず浅黒い自分の足が見えた。
はだしで、筋張った足。
赤茶色の砂の大地の上に、しっかりと両足を踏みしめている。
次に手を見る。
やはり筋張った浅黒い手。
手も足も、乾燥してカサカサな感じ。
男性。
年齢は、40歳位かな。
堀の深い顔立ち。
髪の毛は黒くて長い。
服装はよくわからないが、どうもアメリカインディアンのようだ。
子ども時代から遡って見ていく。
家族は。お父さん、お母さんと、兄弟が何人か。
馬に乗ったり、森に入って何かを獲ったりしている。
お父さんは馬に乗るのがとても上手で、
狩りもずばぬけて上手い。
部落の中でも目立つ存在。
自慢の父。
尊敬している。
少し成長し、印象深い出来事へ。
好きな娘がいる。
同じ部落で小さい時から一緒に育ってきた女性。
お互い自然と惹かれあっていったようで、一緒にいる事が自然なようだ。
少し時間を進めると、その娘と結婚していた。
お互いに、他の相手は考えられない。
すごくシンプルでストレートな恋愛だ。
こんな恋なら何のストレスもなくていいなあ~、という展開。
自分が子どもの時に、恋愛ってこういうものなんだろうなあと憧れていた形を素でいってる感じ。
とにかくお互いに純粋なのがよくわかる。
その時は言わなかったのだけど、
浅黒い肌の若い女性の裸体が見え、ああ、美しいな~、と思った。
そのへんも包み隠す必要がないのだろう。
何もかもがとても自然でシンプル。
一番幸せな時を見てみると、
美しい山あいの湖のような所に、自分と、奥さんと、生まれたばかりの一人目の子どもと、ピクニック(?)にきている。
湖の水は澄んでおり、湖面にはあたりの緑が映り込んでいる。
とても美しい景色。
奥さんを愛している気持ち、子どもを愛している気持ち、自然に対する深い感謝の気持ち。
もう、ただただ「嬉しくて幸せ」。
子どもはもう一人できたらしい。
ここで、今世出会っている人はいますか?
との質問。
・・・・います。
奥さんは、今世の息子です。
一人目の子は、今世の長女。
今は見えないけど、二人目の子が、多分今世の次女。
と、すると、家族の面子は同じだったんだ~!
へえ~!!
こういう時、私自身自分に質問を投げかけると、
勝手に答えを口がしゃべるという感じだ。
聞かれるまで全く気付かなかったし、全然ピンとこない。
でも、そういう感じのほうが、やっぱり自分の意識で都合のいい事を言ってるワケじゃなさそうだなと思えて、信憑性が高まる気がする。
仕事は?
屋内での作業場で、座って細かい細工のような事をしている。
木や皮などを使って何かをつくる職人だったみたいだ。
アクセサリーのような感じもしたが、金属を扱っている気はしないし、
第一この時代アクセサリー職人じゃ食ってけねえだろ!と、顕在意識で速やかに却下。
違うような気がしながらも、馬具みたいなものを造ってるのかも知れません・・・と、答える。
これまで見た前世よりも、なんだか全体的に感情の起伏が乏しい気がする。
誘導に対する返答も、言葉が少なく、ぶっきらぼうな感じ。
まるで自分が高倉健さんにでもなったような感じなのだ。
後からセラピストさんに、男性だったからじゃないでしょうか?と言われ、なるほどと思った。
年齢があがるにつれ、どんどん寡黙になっていったっぽい。
思考も女性に比べると、平たんというか理性的というか。
無骨な男の人って、こういう思考なのかな?
と、興味深かった。
つづきます。