2013.7
治美さんのヒプノセラピスト講座にて、
ハイアーセルフセッションの実習を行った。
自分の望む未来の姿をイメージし、
どうすれば「なりたい自分」になれるか、
ハイアーセルフからアドバイスをもらう、
という感じのセッション。
ワイス博士の未来世療法を読んだ時、
ヒプノセラピーで未来も見る事ができるんだ!
と驚きつつ、
正直自分の想像力の枠を超えた内容が多かったので、
いまいち読んでて入り込めなかった。
今回は未来世という訳ではなく、
今世の自分の未来の姿を見るというもの。
うーん、面白そう!
でも、未来なんて見る事ができるのかなあ?
実は始める直前も若干懐疑的だったりしたが、
だからこそのいい機会。
なりたい自分になれた未来があるってんなら、
ひとつ見てみようじゃ~ないの!
と、肩の力をぬいて実践にのぞめた。
潜在意識がかわってから現実に変化が現れるのには時間を要するので、
あまり近すぎても変化を感じにくい場合があり、
逆にあまり先すぎてもイメージしにくくなってしまうとの事で、
見るのは一年先の未来に設定。
先に私が治美さんを誘導。
治美さんのハイアーセルフは、
女神様っぽい雰囲気だった。
上品で知的な感じの方だった。
いいなあ~
ステキだなあ~
どれ、私も・・・・ と、
私が誘導してもらう段になり、
いそいそとリクライニングチェアへ。
誘導開始。
私のハイアーセルフは・・・?
緑色をしている。
頭にカエルのかぶりもの?のようなものをつけており、
まさかの全身タイツ。
顔は、ナイナイの岡村さんそっくり・・・
なんということでしょう。
でも見えるのだから仕方ない。
とてもおどけた雰囲気。
道化師のような感じ。
場面がかわり、
アドバイスをもらう箇所になると、
急に背筋が伸び、口調も威厳のある感じに。
最初とは別人のようになった。
「本を読め、もっと読め。
どんな本でも良い。
とにかく読め。
その中から自分がやるべき事のヒントがつかめる。」
「美しいものを見ると良い。
美術館に行くのは良い。
自分の行動次第で、沢山の美しいものを見る機会があるはずだ。
そういう環境に生まれてきている。」
これは、現代日本という環境に、という意味だと感じた。
そうだね。
ネロは命をかけてルーベンスの絵を見てたものね。
「動物とふれあう事。
馬に乗る事は良い。
絵を描くのは良い。」
どんな絵ですか?
「油絵。」
では、それらのアドバイスに従って行動していき、
自分の能力を発揮できるようになった、
1年後の場面に行ってみましょう。
海が見える。
海岸の砂浜の上にいる。
少し離れた所に岩場があり、そこに波しぶきがたっている。
波の音がする。
さわやかな海風が感じられる。
今までのヒプノで一番はっきり音や風や空気を感じた。
そこにはひとりきりだった。
場面がかわり、どこかの建物の中に。
多分、その海辺の近くにある建物。
ログハウスのような感じ。
ナチュラルな木のテーブルと椅子がある。
人がいっぱいいる。
誰だかはわからないけど、
友達とか仲間のような感じ。
季節は夏。
時間は夜。
ランプのようなやさしい照明。
虫の声が聞こえてくる。
その人たちに共通してるのは、
「ナチュラリスト」
みたいなイメージ。
なごやかな雰囲気で、
楽しく話をしている。
楽器を弾いている人がいるような気がする。
何か特別な集まりという感じではなく、
ただリラックスした楽しい雰囲気。
楽しむ、リラックスする。
どちらも私が苦手なものだ。
楽しむという事にも、
リラックスするという事にも、
何故か罪悪感がつきまとう。
一生懸命に無理してたり、
何かに我慢してないと、
怠けているような、
人生を無為に過ごしているような気がしてしまう。
この私が、
こんなふうに心地よい空気の中で、
楽しく人とコミュニケーションできるようになるのかな~?
この頃ちょうど、
自分て、すぐ物事に意味を見出そうとしてしまいがちで、
ただ楽しむってのがヘタクソだなあ~と、
自覚しはじめた頃だった。
潜在意識はちゃんと自分に必要なものがわかってるんだなあ。
そして、ハイアーセルフからプレゼントされたのは、
黒にシルバーが混じった手のひらサイズのゴツゴツした石。
「隕石」という言葉が浮かぶ。
何で…?
意味はわからなかった。
治美さんによると、
ヒプノセラピーは、後から時間差で、
「この事だったんだ!」と、
気づくこともありますよ~。
との事。
気づくのを楽しみにしてよう。
やはりどうも、
「自分を楽しませる」というのが課題のよう。
そしてそのためには、自分を認めること。
自己肯定感がキモだな~。
と、自分のむかうべき方向を再確認できたセッションだった。
ありがとうございました。