刃物というのはもの作りには欠かせない道具です。
靴作りにも包丁を使います。その包丁は、革製品の作成に使われますので、靴専門の靴包丁ではなく、革漉き包丁と呼ばれます。
革を切るのではなく、斜めに削ぐようにしたり、厚みを薄くすることを、漉くと言います。
ちょっと変わった形をしています。
そして、使う人の好みや、使う場所によって、いろいろな刃の幅があります。
ここにあるのは30ミリ幅と36ミリ幅ですが、20ミリ幅、25ミリ幅、40ミリ幅などいろいろあります。
この革漉き包丁は、「ヘラ」として、革用の包丁という使い方以外にも、いろいろなところで使われています。
これは、お蕎麦屋さんで、天ぷら鍋の掃除用として長年使われている革漉き包丁の写真です。
また、カッターナイフメーカーのOLFAから出ている刃先交換式の革漉き包丁もあります。
この形の革漉き包丁は、OLFAの物かは分かりませんが、海外でも販売されているようで、私がいたドイツの工房でも、「ヘラ」としてですが、使われていました。
製作作業にはいろいろと不向きですが、ルッチェでも、掃除用にはこれを使っています。
この革漉きは、刃先交換式ですが、当然研げますので、切れなくなったら研いで使うことも出来ます。
ディスクリプション
靴作りに使われる包丁は、一般的な包丁とはちょっと違った形をしています。初めは持ちづらく、扱いにくいですが、使いこなすと非常に繊細な加工の出来る優れた道具に変わります。先ずは常に満足できる切れ味に研ぎ上げること。それだけでも簡単ではありません。




