2020年6月24日
謎の蕁麻疹の原因を突き止めるべく受診した皮膚科の医師から電話で、
「白血病の疑いがあります。」
と衝撃の宣告(?)を受けてから1週間後です。
皮膚科にて生検を行ったあと、
マルク(骨髄穿刺)を行う予約を入れてもらいました。
皮膚生検の方は…、
どうやったのか全く見えなかったので特筆することはありません(笑)
ちょっと見てみたかった気もしますが(※好奇心)
術後はガーゼと包帯でぐるぐる巻きにされてて笑いました。
そういえば縫ったのも生まれて初めてです。
そして次は、こちらも人生初のマルク。
ひとことで言って、
とても痛かったです
できればもう一生やりたくない。
針を刺すときと麻酔はまだ我慢できたのですが。。
チュ~っと吸い上げる瞬間の痛さ・・・!
あれは麻酔が効かないそうですね
ちなみに皮膚生検でもマルクでも局所麻酔しましたが、
麻酔が切れてから辛かったのは生検の方ですかね…。
マルクのところは、その後数日はポコッとしてましたがほとんど痛くなかったです。
人生初のマルク後、休憩を挟んで付き添いの婚約者と診察室へ。
※主治医の先生はケンドーコバヤシっぽい雰囲気があるので、
心の中でケンコバ先生と呼んでいます。
そしてケンコバ先生のお話。
「まだ確定ではないですが…」
と前置きしつつ。
まずは白血病の種類について。
白血病には4種類あって、その中で私は慢性骨髄性白血病(CML)に当てはまること。CMLの進行には慢性期・移行期・急性期の3段階があること。
今は良く効く薬があるので、薬の服用を続ければこれまでと同じ生活が送れること。
制限は特になく、治療を続けながら仕事をしている人も多くいること。
この辺は私自身ある程度は調べていたのでうんうん、と頷きながら聞いていました。
ケンコバ先生
「前にNHKの朝ドラでやってた『スカーレット』って知ってますか?」
私
(なんでいきなり朝ドラの話!?)
※朝ドラまったく分からない人
婚約者
「あ~、知ってます、知ってます。」
ケンコバ先生
「それに出てくる主人公の息子が慢性骨髄性白血病と診断されたじゃないですか。
それでなんちゃらかんちゃら…、」
婚約者
「いや、見たことはないんですけどね…。」
ケンコバ先生
「あ、そうですか…」
なにこの流れ
ケンコバ先生曰く、
『スカーレット』の主人公の息子がCMLだったけど昔は良い治療法がなくて、
最終的にその子は亡くなってしまうんだけど、現代では良い薬が開発され、
死に至るようなことはほぼないので、悲観するような病気ではありません。
とのことでした。
ケンコバ先生は始終 「大丈夫、大丈夫~♪」 な感じだったので、
ネガティブな私は 「本当か…?」 と疑っていましたが(笑)
その日は、次回の診察の予約をして終了になりました。
遺伝子変異の型(?)を調べる検査をしたいんだけど、
保険適用外だからちょっと高くなるけどどうする?
と聞かれたのですが、
これを調べることによってどの薬が効きやすいとか分かるとのことだったので、
やります!と食い気味に答えました。
※ちなみに自費で5万円くらいでした。
続きます。