こんな故障でドアは開かなくなります

一度メンテナンスを行ったほうがよいでしょう

■ドアが開かなくなる原因

★鍵のラッチ部分の故障

特に浴室は、湿気にさらされているので、扉の中にある錠前は見た目とは違い内部が錆びついている場合があります。錆びてしまったラッチ本体はノブ・レバーと錠ケースを連結させている個所を破損させて、ラッチ故障が起こると、ノブやレバーは空回りしてドアが開かなくなってしまいます。基本的にラッチは消耗品ですので、除々に調子は悪くなっていくものですが、不具合を感じていても開け閉めに大きな支障がないと、そのまま使えてしまうため交換せずに致命的な状態になるまで放置されやすいドア部品になっています。

（ラッチとは）

ラッチとは、ドア・門・窓などの掛け金やかんぬきのことをいい、ドアなどを閉じた状態の保持・解除をサポートし、不用意な開閉を防止する機械要素部品です。ラッチの構造・形状には様々な種類があり、扉・ドアの種類に応じて選定する必要があります。

　引用：NBK（鍋屋バイテック会社）｜設計者のためのラッチ解説　　</a>

★鍵のドアノブ部分の故障

ドアを開閉するための取っ手になるドアノブですが、ドアノブが壊れたり外れたりするとドアの開閉ができなくなります。ドアノブもまた、消耗品になりますので普段の使い方や経年劣化によって除々に調子が悪くなっていくものです。故障の原因のほとんどが内部の部品の不具合にあります。外から確認してもわからないことや、どの部分に不具合が起きているのかわからないことが多いですが、一般的にドアノブの寿命は10年～15年程度と言われていますので、長年使用しているドアノブは一度メンテナンスを行った方がよいでしょう。ドアノブは錆びに弱い特性があるので、湿気の多い浴室な開け閉めがあまりない部屋などは特に注意が必要です。

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