Before:こんな風に砂利が敷き詰められていた土間。(まだ半そで着てたあの頃!)

↓After:ついに、ソイルセメントが敷設されました~!

土間からの床の高さが40cm、椅子の高さくらいあります。通常の玄関にしてはかなり高い。

そこで、踏み石を埋設しています。この石は、母屋の横に昔あった(今はなくなりました)蔵の下に敷かれてあった石です。

加えて靴箱もできました(コーナーにある)。靴箱は家具として作っていただきました。

この内容のものになると通常は大工さんが現場で作ることも多いのですが、玄関で人目に触れることも多いだろうから、と中村さんが家具として製作してくれていたのです。

これには、所長も閉口。工場で作って現場に搬入される家具は、やはり仕上げが一段とキレイ。

本当に、粋な中村おじさんです。


↓キッチンは、玄関の方とはちょっぴり雰囲気が違います。

おじちゃんとおばちゃんはこの空間で一日の大半を過ごすことになるでしょう。

現代人としての生活にあったテイストを残したいと考えて、母屋の方と色彩は統一させることにして、素材を変えて、イメージに変化をつけることにしたのです。


タイルもいい感じです。私は当初、「目地は白でいきたい!」といっていたのすが、あんまりアヴァンギャルドに走りすぎ!と所長にアドヴァイスを受けました。さて、それでどうなったでしょうか!?

ここは途中経過中ですので、またレポートします。

今週は私の妹も引き連れて、山田氏に修行させてもらう予定です。

正門:Before

10月のある日の定例。所長x中村さん

「どげんすっかねー」

「このたたずまいは残さんといかんね」

このときに決まった方針で見積をとり、金額も決まったので・・・

↓施工開始。いったんみぐるみはがされて・・・



屋根もはがされて・・・

正門after:こんな風に生まれ変わりました!この正門も山田氏の塗装で仕上となりますo(^▽^)o


↑玄関からみた囲炉裏の部屋です。

約1ヶ月前はこんな↓状態でしたよ(^^)進行具合がわかりやすいですか???

↓以前、キッチンの前の中庭の部分には仕掛けがきます、と書きました。

写真は解体が終わったばかりの頃。それが、


こんな風になりました。

しかけ、とは「デッキ」のことでした。


お風呂から、直接外に出ることが出来ます。

おじちゃんは高価なパンツを買うそうです。

布一枚くらいはつけとかないと、通報されかねないからね。

中村さん曰く、

「(工事には)ジャマなだけだった木が、いい雰囲気じゃらいよ^-^」

キンモクセイの匂いにつつまれてお風呂!なんてサイコ~。




奥に見える部屋は、改修してない部分です。

見事に生まれ変わった部屋と調和してると思いません?

逆に、お互い引き立てあってますよ。

昔の部屋にある欄間なんて、そらーすばらしいです。

障子が破れてるのもデザイン・・・(これは嘘)

ぼちぼち張り替える!とおばちゃん。


最後に働く男、ヤーマダ氏で締めます。

ほとんどの仕上げが塗装。

塗装チームのみなさん。夜遅くまでがんばってくれているようです!




義康おじちゃんと恭華おばちゃんもいつもブログを楽しみに見てるよーと

うれしいメールがいただきました!


機械苦手なおばちゃんのために、おじちゃんがこのページをプリントアウトしてあげているそうです。


↑おじちゃん、おばちゃん!もーすぐ、完成ですよ~!

最近私はミカちゃんの愛息子・歩夢をおもちゃにしてます。

いやがられます。(泣)


雰囲気が出てきてます。

昨日も写真をアップした玄関。門からのアプローチからスロープで玄関へと続いていきます。

そのための石と土が盛られております。

壁に白いチョークで線が書かれているのが見えるでしょうか?

斜線で□が書いてありますが、昔この母屋の隣にあった蔵の下にひいてあった石をスロープの留めとして使うのでその断面が書いてあります。

今は雨ざらしになっている石たちの生きる道がここに!(笑)

できたら、また写真のっけますね。


↓こちらは囲炉裏の間。

「焼酎はあぐらをかいてのむもんやっど!!!」

と中村さん。

かなり迫力ありますね。。。この大空間だから映える大きさです。

↓門の補修も早速始まっています。

ちょっと前はこうだったのが・・・

フルすぎて使えない材が剥ぎ取られ、なんか寒そう・・・

母屋以外の部分として補修をする正門は、おじちゃんの弟である私のお父さんが補修をすることになっています。

ここは、一族みんなの家でもあるわけだからo(^-^)o

佳境に入ってきたぞ~、という感じです!


(12月には工事も終わり、となるとさみしい気持ちもあります・・・)

解体以降、あけっぴろげになっていた玄関に、格子がつきました!

中に入ると・・・

中からは、外がこんな風に見えます。

もともとあった窓に丸い開口の壁を作って玄関ホールのあつらえとしています。



みなさん・・覚えていますか?

おばちゃんが一番最初に、いった一言。

「明るく開放的にしたい」

思えば、おばちゃんの強い希望を聞いたのはこれだけなような気がする。。。(#⌒∇⌒#)ゞ

そのために部屋をつなぐ壁に、はめ殺しのガラスもはまりました。


塗装が始まっているので、ガラスが汚れないようにビニールで養生しているのです。


そして、ついにトップライトもつきました。

天井が高く、夏は上の方に熱気がたまってしまうので、開け閉めができるようにしています。

ここは、玄関でもあり、おばちゃんの洋裁教室、工房、ギャラリー、多分カフェみたいにもなるでしょう。。。


狙いどおり、空間を本当にいい感じに仕上げてくれている現場チームに感謝感謝。






↑1ヶ月半まえ・・・こんな状態だったのに!

ついに、天井は大工さんの手を離れて、仕上げの塗装工事が始まった模様です!







いまや














どうだ!





思ったとおり、いい感じです(^-^)

てゆーか塗装するの肩こりそーーーーーーーーーー(´д`lll) !!!






塗装が済んだ部分とそうでない部分がはっきりわかる一枚。

色のコントラストがよく映え、構造材が、まるで模様みたいです。


基本カラーxサブカラーの組み合わせ。

アクセントカラーは木地色になります。あと隠し種のアクセントカラーもある!

アーティスト久美子おばちゃんの古布!

室内は広~~いのだけど、これで、全体はとっても統一されて見える・・・・・・はず・・・・。

とまあ、私が頼りないところは、頼もしい現場のみなさんがカバーしてくれるわけです。


だって、あゆむん風邪旋風が巻き起こっている現場でいち早く、感染したヤーマダ氏は病み上がりの体でこんだけの仕事をしてくれている。


今週末には、いよいよ大工さんの手を離れる予定とのこと。

いわば、大工さんたちクランクアップ。

解体工事から、この一筋縄にはいかないこの現場で夜遅くまで、がんばってくれました!

大きな大きな大きーーーな花束を贈りたい。


博人おじちゃん、久美子おばちゃん、そのほか家族のみんなが喜ぶ姿が目に浮かぶようです。

完成まで、全員出入り禁止にしようかしら!

なんとゆーことでしょう!チャラララララ♪ヽ( )`ε´( )ノ


んん!とはいえ、最後まで気は抜きませんぞーーーーー。


現場があれば。


昼過ぎに現場に行って、、、気づいたらあっとゆー間に日が暮れていました。


打合せの主な内容。

建築では、建具の仕様の確認とタイルや天井の色決め、家具の仕様確認、

電気設備は、照明などの器具の種類・取付け位置の確認、

給排水設備は、換気扇などの器具の取り付け位置の確認、

山田氏とは、塗装仕上げの確認。


変更があれば、おばちゃんに伝えて、尋ねて。


さて今日は夜の現場風景をレポートします。

↓大工さんが、構造用合板を梁の形にそって削っていってます。

(白い矢印の部分)

↓外して、削って、という作業を梁の微妙なラインに沿って何度も何度も・・・

↓打合せしてる間に気づいたら「仕事」が済んでいました。

小屋裏をあらわしにするため同じような施工を繰り返していく部分が

何十箇所もあります。

もし、ここに来ることがある方がいらっしゃれば、そんな大工さんのことを頭の片隅において、

空間を感じていただきたい。


↓それから、実はこれも大工さんの仕事。

中村さんは「信念」といっていた。

ほぞをふさいであります。これも何十ヶ所もある。

実は、設計士としては、

「こういった古民家改修の場合は、継ぎ手のあとのほぞ(穴)をわざと残しておく、というのも味のひとつであり、デザインの要素。」ということで、ほぞはふさがなくていいです、と伝えていました。


「しない方が楽なのに、わざわざしてくれた。」

大工さんたちは、現場をリアルに知り抜いている。


キッチンの柱のほぞは中村さんが

「そこだけはやらんでいいから」とストップをし、そのままの柱を残してある、ということでした。


どちらが正解ということはありません。

しいていえば、おじちゃんおばちゃんが、喜んでくれることがいちばん。

私たちの仕事は自己満足で終わってはいけないんだ、と

所長や大工さんに改めて教えられました。


夜遅くまで、、、棟梁の小薗さんと中村さん。

寒くなってきました。風邪、あゆむにうつされないように!!!


おつかれさまでした!!!



さて、話はかわって

クミコおばちゃんの作品です。

12月6日に産まれるいとこの赤ちゃん用のおくるみなどなど。

おばちゃんは、アーティストです。27年目に気づいた私。(遅すぎる?)

新しく出来るギャラリー用にもいっぱい作ってもらわなければ!(笑)


おじちゃん、おばちゃん。


今後、仕上げに近づくと、イメージが現実的になってきて

いろいろ気づく事が出てくるだろうと思います。

決して身内だからと遠慮はせずに

どんどん思う事があればいってください!


所長&賀央里でした~

いい感じ~~


↑筋交いが不足気味?のこの家ですが、こうやってぬかりなく構造補強が施されています。


↑壁にボードが貼られ始めると今までは素通りしていた空間も「部屋」という様相になってきました。

どこが既存のものかわかりますか?

大工さんが、天井の竿縁は「まだ使えそうだから」といって、解体せずに残してくれていました。


実はこの部屋の天井の仕上は、キッチンと同じようになる予定だったのですが、粋なはからいのおかげで、この竿縁を生かしたデザインに変更になりました。

↑それから、前後から収納できる押入れです。

工事した部屋と工事しない部屋をつなぎます。今までは、ここは通路でした。

北側に新しく廊下ができたので、わざわざ部屋を通らなくても奥の間にいけるようになりました。


この押入れも大工さんのはからいで、枕棚がより便利に使えるようになりました。




あ!!!






山田さん!

仕事しとるね~

何を隠そう山田氏は、

この計画の、、、、、、










リーサルウエポン です。



いよいよ下地処理が始まってる様子。


入り隅にはうるさいわよ私!

人指し指でなぞって「ココ」っていやーな感じの姑風のチェック入るわよ!(嘘)



今度は私も、現場で顔合わせの予定。

みなさま、ビシっとバシっとお願いします。



さーーて

今日の中村おじさんのメールで一言、は

「早く帰らないとお肌があれちゃうよーーん!」でした。



なんでわかったんだろう( ̄□ ̄;)

離れた現場とのやりとりを

監督の中村さんとは、メールや携帯電話を通じて、このブログを通じては、現場の様子の写真を掲載し、自分なりの切り口でレポートをしています。


いくら便利になったとはいえ、現場に足を運び、この目で確かめ、直接会って話をすることにかなう道具はありません。


しかし・・・・

着工の際、

「10日~2週間以上現場を空けることはないようにします」というひとつのルールを決めていたのですが、

ここのとこいくつかの理由が重なってしまい、行きたいのに足を運ぶことができず、中村さんに甘えさせていただきました。


そうなると・・・やはり便利なのは電話やメール。

離れていても最低限ですが、仕事が出来ます。


それからうれしいことには、中村氏はもとより、

従兄妹のみかちゃん、まいちゃんも、現場の様子を教えてくれたりしてますo(^▽^)o