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細菌学者で黄熱病研究の
第一人者として知られる野口英世。

彼が改名して
「英世」となったことを知っている
人は意外と少ない。

野口英世は幼名を
「清作」といった。

改名したのは、
北里柴三郎の
伝染病研究所に入って
間もない頃だった。

野口はあるとき
坪内逍遥の著作
「当世書生気質」を手にした。

その本の主人公の名は
「野口清作」。

清作は秀才で、
将来を期待された医学生だったが、
好奇心から遊郭に足を踏み入れる
ようになり、
女性の体の虜になる。

そして、
堕落した生活を続けて
人生に絶望した彼は、
やがて自殺してしまう。

名前がそっくりなばかりか
地方出身者で医学部に進んで
自堕落な生活を送るという点でも
共通していた。

実際のところ、
清作は架空の人物だったのだが
「このままでは自分がモデルだと
 勘違いされてしまう」
と心配した野口は
恩師の小林栄に相談。

結局、よその村の「清作」の
家族に頼み、
野口と同じ村の別の「野口」という
人の籍に入ってもらい、
強引に2人目の「野口清作」を作った。

その上で役所に行き、
「同じ村にもう一人、野口清作
 がいるから」と
「英世」に改名したのである。