は?もう1回言って貰えますか。?
私は、自分の耳を疑いました。
「大学院に行こうかな。」
大学4年就活中の迷える男。
そう、くすだま兄ちゃんがポツリと独り言を言いました。
そして、さらに。
「うちって200万くらいあるかな。?」
ナヌーーーーーーー。⁉️
えーい止めてくれるな。!!
今宵こそは、この母がこの手で兄ちゃんを成敗してくれよう。👺
なぜか、時代劇風になる。
こんな時。
話を聞けば、IT企業の就活は難しく諦めた様子。
さらに、他にやりたい仕事もなく。
消去法で、行き着いたのが
「大学院への進学」
確かに、昨今の理系大学の世界では大学院進学は珍しくないらしい。むしろ、多い。
しかしながら、私は騙されなかった。
だっておかしいでしょ。?
土木系の学部が嫌で、大学4年にもなってIT系に変えようとしていた人が、
何故に大学院で土木系の学問を究めたいと言うのか。
だいたい、今から大学院試験の勉強して間に合うわけない。
絶対、騙されなーーーーーい。
ふざけるなーーーーー。
そんなに土木系学部が好きなら、始めから苦労しなかったさ。
くすだま母には、分かってた。
就活で土木もITでも行き詰まった兄ちゃんが、
大学院進学に逃げ込もうとしている事を。
逃さないよ。許さないよ。
もう、お金は1円たりとも出さない…。
例え、世間体を気にする昭和父が大学院進学と聞いてウホウホ許しても。
くすだま母は、ゼータイ許さなーーーーーい。!!
母と兄ちゃんとの長い苦い受験戦争の歴史が。
母の本能が。
就活の苦しみから逃げ込もうとしている兄ちゃんを
首根っこひっ捕まえて、就活に立ち向かせろと言っていた。
そうしなければ、このコ。ダメになる。
滅多に怒らない私が、大声で叫んだ。
「お金なんか出さない。
土木に興味もないくせに大学院なんか、行かせない。
就活しないなら、大学なんかやめていい。今すぐ働け。!!」
悲しかった。
ただただ悲しかった。
あれだけ浪人した時、入りたい学部を選べと言って入学したはずなのに。
会社も行きたい方向で就活を応援してきたのに。
なんで、逃げる。
あんたは、何から逃げるつもりなの。
自分の人生から、誰も逃げられないのに。
今の歩く道は、
昭和父のせいでも、
コロナ禍のせいでもない。
自分の思い通りを積み重ねて、今日の兄ちゃんの道は出来てきたんだ。
嫌な事に目をつむり、就活ガイダンスさえ参加せず。
春休みはゲーム三昧で現実逃避の暇つぶし。
そして、迷走就活。
そりゃー詰むよ。
兄ちゃんは、黙っていた。
そして、くすだま母号泣😭の子育て史上最悪の日を迎える。
次回お楽しみに。