パラレルの”パラ”はウパラの”パラ”
此処はマルクト帝国ミッドガル近郊でひっそりと営業しているバー・スプラウト。
今宵もまた賑やかなお客様が訪れる――…
――カラカラン
「ちわー」
「いらっしゃいませ」
「お」「おや」
ハモったのはこの国で名を知らぬ者はいないと思われる主従。
輝く金糸に空を思わせる蒼い髪飾り、小麦の肌に深い海を連想させる碧い瞳の男性。
もう一人は青い軍服に身を包んだハニーブロンドに緋目の男性。
所謂、ピオニー陛下とその懐刀ジェイドだった。
彼らを目にしたとたん、扉を開けた男は踵をかえし
「クラウド、おっさんが呼んでたの思いだした。」
「は?ザックス?」
一歩踏み出そうとして失敗した。
「なんだよザックス!一緒に飲もうぜ!」
「人の顔を見て逃げるなんて傷つきますねぇ」
いつの間に移動したのか、ザックスの背後にはピオニーとジェイドがいた。
ガシィッ と二人に両脇を掴まれ、そのままズルズルと引き摺られてカウンターへと連行されていった。
その様子を見ながらクラウドは深く溜め息を溢し、一歩足を踏み入れた。
「せっかくのデートだったのに」
注文し終え、げっそりと言うザックス。
「そうグチグチ言うなって」
「人生諦めが肝心ですよ?」
似たような笑顔で告げられるが腹立たしい事この上ない。
こういう所を見ると(あぁ、そ~いや親友だったなこの二人…)とつい思ってしまう。
「諸悪の根源が何言ってんだ」
しかもちゃっかり隣座ってやがるし…溜め息と共にそう溢すも、堪える様子もない。
「まぁ仕方ないよ。」というクラウドに
「クラウド君はこんなに可愛いというのに」ねぇ?とジェイドはクラウドの頭を撫でる。
「だ~も~クラウドに触るなって!」
吼えるザックスを気にもとめず、怒られてしまいました、と肩を竦める様子は全く懲りておらず。
それが余計腹立たしい。
「そんなに興奮するといつか脳溢血で死にますよ?」
飄々と言う言葉が、余計火に油を注いでいる事に気付いているのだろうか。
いやこの男の事だ。気付いてやってるに違いない。
「それで死んだらジェイドを一生恨んでやる!」
「死んだら一生もないでしょうに」
バカですねぇ。と存外に告げられた言葉に腹が立つ。
クラウドはそんなザックスとジェイドの様子に溜め息を溢す。
ふとジェイドの向こうのピオニーに目線を送ると、手招きをされた。
ジェイドとザックスはそれに気付かず言い争いをしている。
いや、一方的にザックスが突っかかっていくだけであったが。
クラウドは空いているピオニーの隣りへ腰を下ろす。
「あいつらも飽きないよな~」
「ザックスもどうせ負けるのに毎回懲りない」
そう相槌を返すと
「あいつも素直じゃないからな」
本当はザックスの事、気に入ってるはずだぜ。と微笑む。
目線の先には未だに言い争っているザックスとジェイドの姿が。
いや、ピオニーの目にはジェイドしか映ってはいないのだろう。
そのどこまでも暖かな微笑みにクラウドの頬も自然に緩んでいた。
「ザックスだって」
嫌ってないと思います。
その言葉を聞き、ピオニーは再び穏やかな笑みを浮かべた。
「素直じゃない相棒を持つとお互い苦労するな」
「そうですね」
どちらともなく笑い声がこぼれた。
それは言い争っている二人がこちらに気付くまで続いた。
最近ホント
今日も学校休んじったずぇ…有機VS人参…笑
別に受験に役立つようなことしてないからいいけどさぁ、
やっぱ休みは休みだもんなぁ(´Д`;)
ちなみにこれから血ヘド吐きながら予備校です笑
俺アイス買ってくる!(´∀`)



