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お教室のみんなに、といっても全員ではなく、そろそろ相談をしておきたいね
という人に、なのだけれど、
発表会の曲目の相談を始める。

3つか4つか・・・ぜひやってほしいな、っていう曲を用意しておいて
わたしが弾いて、ピンときたのある?って

ピンときたのって、やはり仕上がったときのピカピカ度合いがちがうので
とてもだいじ

候補を用意するわたしのほうも、
理屈ではなく(理屈も入りはするのだけど、こういうのはやったことがないよね、など)
その人と曲がきらっと結びつくような気がするもの、
ちゃんと仕上がって、会でぴかっと光る演奏になっているのが
みえる(きこえる)ようなものを選びます。
それは観のようなもの

その作業に入るのに、なかなか腰が上がらなかったのだけれど
今週のレッスンに入る前の晩、ピアノの部屋にこもって
とうとう始めました・・・・、で、20人くらいのかたのリストはすぐに完成☆

で、レッスンでどう?って訊いていたら、
すごく乗り気な人が多くて、ビックリ&嬉しかった

たとえば受験で忙しそうだから、あんまり荷が重いときついかな、と一応思い
「ソロのほかに、連弾もしたい?」
なんて聞くと、
「うんしたい! どんなのやるの??」
なんて身を乗り出して訊いてくれるお子さん。
「今回は、物語にはしないで、いつもやらないようなリズムのものなんかを
とりあげようと思うんだけどね」
「えー、やりたい! いつもやらないようなのなんて・・・・!」
ともうワクワクがとまらない様子。

いいなあ、、、
いつも連弾は、物語や、なにかのテーマなど、を決めて出し物のようにやるので、
ワクワクしてくれたのかもしれないけれど、
いつもやらないようなもの、ときいて、迷わずうんやりたい!!てじぶんから思うのって
すごくいい、、
こっちまでワクワクしてくる

それから、どう? て訊くやいなや、
わたしが弾いていたわたしの楽譜をがっつりとめくって
これ、と、これ。
としっかり断定して指定してくれるお子さんも。
そういうのも、いいねえと嬉しくなる

そのお子さんも、忙しくて練習時間はそんなにないはずだから、
ちょっとチャレンジングな曲には尻込みするかなと思ってもいたのだけれど
そういうことは関係なく、ピンとくるかどうか、に集中して選んでくれました


ということで、わたしの気持ちも
あっという間に、わーっと入りこんできたような気がします。

いまのわたしは、
じぶんの、ララバイのようなクラシックではないライブに向けての
アレンジや作りこみ、と
クラシックの小品を弾く本番に向けての練習、
のふたつの線路に気持ちがどんどん入りこんでいるけれど、
発表会に向けて、みんなの演奏をきらきらのところまでひっぱる、
という線路も
同じく太くなってきました。


写真は、前回のものとはちがう、安藤七宝店のイヤープレート。
2010年のです
クリスマスだなあ・・・と、しまってあるのを出してきました☆