版画の絵本…おおはくちょうのそら | 草木庵のつぶやき小屋

草木庵のつぶやき小屋

COPDの患者でマスクをして歩くのが苦しいですが、野の花と触れあう散歩が大好きです。

先日は突然股関節や膝が痛くなったり、腰が伸びなくなったりしましたが、一昨日は思わぬ来訪者が有り、驚いたり緊張したせいか気が付いたら普通に歩けるようになっていました。

その来訪者についてはまた後日お伝えしたいと思いますが、有り難いことに昨日も必要な買い物に出かけることができました。

群馬に来てからは友達付き合いというものから遠ざかっていますから、ブログでの友達は本当に大切な存在です。

その中の一人、北海道岩見沢市にお住まいの rera-mさん(今回の紹介にリンク)が、先日も「よるがとんでゆく」という、北海道新聞社が出版した絵本を紹介して下さって孫の風花に送ってやりました。

そしてまた今度は、お隣の江別市にお住まいの版画家で絵本作家の「手島圭三郎」という方の素晴らしい絵本を紹介して下さいました。

記事を拝見したところ版画がとても綺麗なので、是非風花に送ってやりたいと思って探してみました。

利用し易いアマゾンに有ったのですが「単行本」と「大型本」が有って、大型本は中古だけなのに価格は3000円以上でした。

大型本は大きい絵本だろうと思いましたが、単行本は40ページとあるだけで大きさが分かりません。
A5版程度の本で白黒の版画の挿絵が載っているのかと思いましたが、レビューを見ても良く分かりません。

それで風花に直接送らずに、私が受け取って確かめてから他の物と一緒送ることにしました。

届いたのがこの本で、A4版よりも大きいハードカバーの立派な絵本です。

大型本はどんなに大きいのか想像がつきませんが「中古」という表現の代わりの言い方なのでしょうか。


開いて見ると思ったとおり綺麗な版画が載っています。
折り目を付けないように撮ったので画像は歪んでいますが、一部の版画の部分だけを載せてみます。





病気になって北へ帰ることができない白鳥の子の話です。

初版は2015年1月ですがこの本は2019月11月の第4刷ですから、人気が有って増刷されているのですね。

rera-mさんのブログで「しまふくろうのみずうみ」の版画の美しさにも惹かれましたが、また後で送ることにして今回はこの本を選びました。

それは単に我が家から近い多々良沼にも沢山の白鳥が飛来して馴染み深いからでしたが、読んでみてこの本を選んで良かったと思いました。

同じ市内の城沼(じょうぬま)にも白鳥が飛来して多々良沼と行き来きするのですが、数年前に翼を傷めてシベリアへ帰ることができない『大ちゃん』という白鳥が居るというからです。

私は大ちゃんを見たことは有りませんが、読みながらこの絵本の病気の白鳥と大ちゃんが重なっていました。

大ちゃんについては、mitsuenoniwaさんの記事にリンクしますので是非お読み頂きたいと思います。


絵本は子供の情操教育にとても役立つと思います。

娘にも風花に大ちゃんの話をしてくれるように伝えましょう。


ただ1つ残念なことが有ります。

それは版画はとても綺麗なのですが、オオハクチョウのクチバシは黄色い部分が多いのに、この絵本では黒い部分が多くてコハクチョウに見えることです。

拘ることではありませんけどね。




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