『岳』を観ました…息子への想い | 草木庵のつぶやき小屋

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COPDの患者でマスクをして歩くのが苦しいですが、野の花と触れあう散歩が大好きです。

 先日の息子の山登りのことを書いた記事に、2人のブロ友さんから『岳』という漫画を思い出したとのコメントを頂き、映画化もされたとのことなので PrimeVideoを検索してみました。
 
すると以前も観たことが有るようでしたが、息子の事を想いながらもう一度観て見ました。
 
 
画像はネットから拝借しました。
 
映画の説明をするのは下手なので省略しますが、冬の北アルプスでの山岳救助隊の話です。
やっぱり冬山には行かないで欲しいと思いました。
しかも単独行ですからね。
 
 
50年も前の学生時代ですが、群馬県警谷川岳警備隊員の手記をまとめた『あの山なみのこえ』という本を何回も読みました。
 
いつからか北アルプスでの遭難が多くなりましたが、当時は山岳遭難は群馬県の谷川岳が殆どでした。
 
当時隊員たちはGWを『連救』と呼んだと言う程に連休には連続遭難も有って、クマザサの中のあちこちで何人もが倒れていたり、転落しそうになった恋人を助けようと、差し出したベルトが切れてしまった話も有りました。
 
ご記憶の方も多いかと思いますが、衝立岩で3日間も宙吊りになっていた2人の若い男性を、死亡したものとして自衛隊による狙撃でザイルを切断した場面はテレビでも中継放送されました。

ご家族の思いは想像もつきません。

 
2017年のクリスマスイブに、息子が25Kgの登山装備を持って来た時は言葉も出ませんでした。
 

両手にアイス用のピッケルですものね。
妻もどんな気持ちでこれを持ってみたのか・・・。

 

2018年には11月に単独登山100回記念で槍ヶ岳に登った際の写真で、アルバムを作ったのを黙って置いて行きました。

 

その記事が初めての方は良かったらご覧ください。


 

こんな記事を書いていて、目から汗が出てしまう私は歳を取りましたよね。

 

悲しい涙だけは流させないで欲しいと思います。

 

 

昨日は木曽に居る妻の親友から年賀状が届いて、差出人が息子さんの次に女性の名前が有って、その次が妻の親友であるお母さんでした。

 

その息子さんも優しい好青年(壮年)で、息子よりも1つ年上の独身でした。

 

でも、この年賀状を見ると結婚されたようです。

それなら息子だって可能性が無い訳ではない・・・と僅かでも希望が持てます。

 

結婚できれば危険な山登りもやめてくれるでしょう。

 そんな事を考える馬鹿な親です。




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