木曽の家で最後の夜 | 草木庵のつぶやき小屋

草木庵のつぶやき小屋

COPDの患者でマスクをして歩くのが苦しいですが、野の花と触れあう散歩が大好きです。

昨日はご心配をお掛けしたかもしれませんが、今週では一番体調が良くて運転中に背中が痛いことを除けば全く辛さは有りませんでした。

出発が通勤時間帯に重なったのでIC近くまでは混んでいましたが、距離が長い高速道路をショートカットして峠を3つ越える下道を走っても、2回の休憩(買い物)を含めて4時間20分と、昔からは考えられないほど楽になりました。

信州に入って佐久南ICを出てからずっと桜や桃やコブシが満開で、心も眼も安らぐ花見道中でした。
画像は有りませんが、すぐ近くの小学校も桜が満開です。

 

思い出深い木曽の家での夜は昨夜が最後になるのかと思います。

 
私たち親子が暮らしていた家は既に無く、浴室だった部分が廊下で繋がって3畳の物置の形で残っているのみです。
 
残っているのは祖父が義母と住むために建てた、増築を繰り返したまるで2軒の様なちぐはぐな家です。
 
裏側(北)からの景観です。

片付けには親切な隣人が夫婦で来てくれて、廃棄する物は軽トラでクリーンセンターへ運んでくれました。


残しておいた29インチのアナログテレビは、ケーブルテレビなのに何故か映らず、ラジオや映画音楽のCDを聴きながらの静かな夜でした。

この家に泊まるのも最後かもしれないと思うと寂しい夜でもあり、妻は館林の家に比べて部屋も広いから持って行きたいくらいだと言っていました(笑)

でも仕方ないですね。
まだ色々残してありますが、借り主と契約を交わして鍵を渡したら、これからは泊まることはもちろん、自由に入ることもできません。

帰ってからもまた、もう少し説明させて頂きたいと思います。
今日の出発予定は未定ですが、できるだけ早く帰りたいと思って
います。


今日も最後までお読みくださり有り難うございます。
素晴らしいブロ友さん、読者さんに恵まれて幸せです。