富田林(トンダバヤシ)寺内町は、重要伝統的建造物群保存地区に指定。

寺内町とは寺を中心に信者が集住し、町域を境内とみなし、戦国末までは免税、裁判など自治していた都市。

富田林は16世紀半ば本願寺一家衆の一つの指導のもと開発。

杉山家は開発に携わった八人衆の一つ、17~18世紀には酒造業で繁栄。

近鉄長野線富田林西口駅出入口から右手、踏切をわたり、十字路(西口駅前信号)で右折、左手最初に岐れる道を進みます。

寺内町の境界はわーりませんが、両側に↓建物(重伝建構成物件?)を見ると、域内と気づきます。

左側

右側 松井春蜂堂

次の十字路で右折、十字路で左折すると左側に入口(10分)。

敷地は十字路角地。

1747年 重要文化財

入ると、ニワ(土間)17世紀中期。

右側シモミセが受付、入場料400円2022年

シモミセの奥にカマヤ(釜屋)

梁は煙返し梁といい、煙を遮断し、農家にみられる。

ニワをつきぬける。

ニワ 角屋(ツノヤ)

角屋 ザシキ オクザシキ

オクザシキ

ザシキ オクザシキの前の庭の奥の方

ちと雑然。

オクザシキ フロ

オクザシキ 茶屋

オオドコノマ ミセオク

ニワに戻る。

コウシノマ ダイドコ

コウシノマ

ダイドコ

ミセオク

ブツマ

オオドコノマ(大床ノ間)

障壁画は化政期 狩野杏山

ザシキ

欄間は1737年菊模様を透かし彫り。

オクザシキ(奥座敷)1734年

茶屋

擬洋風の階段

角屋二階

天井板張りなく、板敷

ニワ

土曜だーらか中高年団体他見学者多数。

拙が歩き、見たのはこりだけで寺内町のほんの一部。

寺内町の中心、興正寺別院(重要文化財)も数多の重伝建構成商家(内部公開なし)も失礼しますた。老い耄れて、見尽くしてやるけんね つう体力、気力がなくなっちまっている。