アヒルはマガモを家禽にしたもので、確か飛べない。大空を飛びたいのだけど飛べない。理想に届かない料理しかできない つう嘆きあるいは謙遜?

料理はおフリャンチみたいなイタリアンみたいな。

JR中央線西荻窪駅北口から左にバス道を進むとT字になりますが、その手前右に入る小路の右側にこの景色(7分)。

入店すると右奥厨房前にカウンター6席、4人卓×2 2人卓×2とキャパはないので、どうしてもなら予約したほうがいいでせう。

生ビールを置いてない。器具の衛生管理がめんどいからでしょう。南欧の安食堂で生を呑んだ記憶がありません。

におんの小瓶3、ベルギーの小瓶1でしのぐ。

ワインリストがありません。ワインをいろいろ楽しむ店ではありません

赤のカラフェを注文したらば、4種空瓶持参でご説明。ヤマナシの2,800円だかにしますた。

というのも肉ばーりにする魂胆。

メニューにキョーミある皿は4、じぇんぶ注文したらば、フロア担当からがっつり(し過ぎ)のご意見。1つ減らすと後日そりとキョーミない皿とでまあた来店しなけりゃならんが、ぞっとしないけん、変更しません。

自家製コンビーフとフレンチフライ

フランクフルト(別項)のコンビーフと比較すると肉繊維がさらさらほぐれず、ねっとりまとまっちいます。リエットを豚でなく牛でやったようなもんだーら、こっちのほうがオーソドックスでは。

じゃがいも短冊のフライ。南欧の安食堂の肉のローストの付け合わせの定番。またかよ にはならず、毎晩でもおいしくいただけます。もじゃもじゃ散らばってるのは裂けるチーズらすい。

トリッパとタンのアラビアータグラタン

トリッパが南欧でも見ないほど厚切りジェイソン、タンは豚だろう。トマトソースに粗挽き黒コショウが効いてうんまい。おぬぬめできる。

鴨のコンフィとカスレ

油による水分の抜き様がテッテ的ではない のは拙の好みではありません。フロア担当の懸念どおり白いんげんのカスレまで食う隙間は残っていませんですた。つまり、本品は注文しないで3品 が正解ですた。

牛ホホ肉煮込み自家製パイ包み焼き赤ワインソース

煮込み材に牛頬肉を近年よくみますが、コスト低減目的でしょう。食味的にはタンやテールのほうがよっぽどいい。

白いんげんにはフォークはつけませんが、このパイに赤ワインソースはどうにか完食。出来合いを使わないのはアヒルじゃできません。

当店のデザートではベイクドチーズケーキが有名、新発売ではフォレノワールもあったのだが、別腹もいっぱいいっぱい。

お会計ー 14,070円(2名)2022年

レシートは出ません。

3品では11,000円台ですんだでしょう。