JR湖西線に小野駅、和邇(ワニ)駅と続きます。

和珥(ワニ)氏は蘇我氏抬頭以前大和(朝廷)で勢威がありましたが、近江のご当地にも拠点がありました。小野氏はもともとご当地勢力ですが、ジッサイは不詳だが、和珥氏の後裔と位置づけられています。

小野氏の祖先を祀る神社が小野神社で、同じ境内に小野篁神社、南にちょと離れて小野道風神社と小野氏の歴史上有名人物を祭神とする神社があります。小野と言えばまずは妹子神社だろ でしが、ありまへん。

和邇駅駅前から右、高架をくぐって道なりに進み和邇川を渡ると右側参道入口に小野神社表示板(20分)。

石鳥居まで平ですが、先は石段。

途中左側に石塔

小野姓の縁でおのののか小町のために建立。

小町は言うまでもなく美女におん代表だが、小野一族系図での位置づけさえ定まっていない。

上って正面

小野篁神社 本殿

1341年頃 重要文化財

切妻造 檜皮葺

篁(タカムラ)は地獄で閻魔の補佐をしていたという。絵のような地獄はまあ無いのだろう(生物界自体が地獄)が、当時は信じられてた。火のない所に煙は立たない。こゆ風に言われるようになるミョーな振る舞いをしていたのかも。例えば、井戸の中へ梯子かけて上下する小野妹貞子みたいな。

小野神社本殿は左手一段上です。

小野氏の祖の神様はにおんであじめて餅を作ったそうで、和菓子業者の崇敬が厚い。

遭遇は、社殿を撮影する拙と同じような老人男性1名。

もとに戻ってさらに5分ほど南下すると右側に小野道風神社表示板。

岐れて正面でなく右側に石鳥居

石段を上がって

本殿

1341年頃 重要文化財

切妻造 檜皮葺

道風(豆腐トーフウ)は三蹟の一人。書は超一流だが、豆腐の角に頭ぶつけたほうがいいんでね?的人物 ち読んだことがあるような。

参拝者皆無

ここまで来るとJRへは小野駅のほうが近いかもしれません。小野駅前に小野神社など歴史遺産を巡るコースの案内板がたっています。

画像電車は京都行き。右に湖面。