拙的にはドイツ語ではオペラより都々逸オペレッタ(喜歌劇)のほうが楽しめます。
ウィーンのオペレッタはヨハン・シュトラウス二世の死後一時沈滞しますが、レハール「メリー・ウィドウ」で復活、カールマンが続きます。
レハール 1870~1948
メリー・ウィドゥ
1905年初演
ハンナ(S1)T1のもとカノ、平民。富豪と結婚するもしゅぐ未亡人。
莫大な遺産を相続。
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵(T1)東欧の小国ポンテヴェドロのパリ公使館書記。もちりん仕事はしない。
ヴァランシェンヌ(S2)Brの妻。キャバレーグリゼットの踊り子あがり。T2と火遊び。
ツェータ男爵(Br)ポンテヴェドロ公使
カミーユ(T2)パリの伊達男
T1の登場の歌「僕はマキシムへ」
S1「ヴィリアの歌」などが有名。
T1とS1の意地と意地とが火花を散らすセリフと裏腹に愛がたかまってメリー・ウィドウワルツに流れ込む瞬間が最高 と記されてます。
もっとも独奏するこのDVDのコンマスはやありVPOとの差を感じさせます。
拙的に最高はヴァランシェンヌがグリゼットのダンサーたちと歌い踊る場面です。
ゲホッ ゲホ
同公演の上述の場面もUPされているが、ヴァランシェンヌが貼付けDVDより見劣りします。
カールマン 1882~1953
代表作は「チャルダッシュの女王」ですが、拙は↓のほうが好き。
マリッツァ伯爵令嬢(S1) ハンガリーの大地主
タシロ伯爵(T1)父が破産。身分を隠してS1領地の管理人になっている。
リーザ(S2)T1の妹
コローマン・ジュパン男爵(T2)
ボブレスク侯爵(Br)
このDVDは映画仕立て、ジッサイハンガリーの田舎でロケ。
S1をめぐってT1、T2、Brが争う。ただし、T2は途中戦線離脱。
T1「夕闇迫れば」S1「ツィゴイナーのヴァイオリンを聞くと」「恋は何処に」
T1「ツィゴイナーよ、来ておくれ」
T1、S1
「私のかわいい恋人よ」「恋人よ、はいと言っておくれ」
拙的にはT2の脳天気がしゅき「私は見てのとおり男前で頭もよくお金もたくさん持ってまーす。」。
生まれないのがいっちゃんしゃーわせだが、生まれてしまうならこゆ風にしてもらいたい、もうずいぶん手遅れか。
S1と歌う「一緒にヴァラシュディンへ」
S2と歌う「毎晩眠る前に」
モノクロ
オペレッタはまんが、映画、TVのラブコメがしゅきだキライだ やっちるのが大しゅきならハマります。こりらの源流のもん。
大の大人がアホクサとおーわれるかもしれませんが、人生のヨロコビとは 結局しゅきな相手にしゅきと言ってもらえることに尽きるでせう。
何をやってもダメダメだった人生であっても、こりがあったならOKよー。
逆にこのうえない社会的賞賛、経済的成功を得ても、こりがないならザンネン。