がんもどきとは、鴨の丸が食いたくてたーらんかった坊主が、豆腐を主材料にして似せもんを造った精進料理だろう。海苔を張った豆腐をタレ焼きにして鰻の蒲焼を偲ぶ つうのもある。確か卵は例外。何とも苦心惨憺で、食いしん坊は百万遍フラれても世を儚んで出家してはいけない。

 

 

貴子の胃袋

根本的には殺生禁断で菜食主義だーらだが、こりそのものが かしい。豆腐の材料は大豆で1粒1粒、ダイズになる。ご飯のお米も同様で、菜っ葉も生きている。人間は命をいただきます とお礼を言ってから食事をとり生きている。不自然なことはやらぬがいい。

別に飛龍頭ともいうが、こりも寺くせえ。こっちは形からだろう。

がんもどきはSMの豆腐、こんにゃく畑にフツーに置いてある。拙としては煮つけるには単なる厚揚げのほうをずっと好む。

んが、自家製にするとそこらのとは別もんのうんまさと教えてくりたのが↓

 

 

ちょい簡略化

①木綿豆腐は重しをかけて十分に水を切る。

②混ぜる具の準備

具の量は豆腐の1/3

 きくらげ 水でもどし細切り

 ゆり根 大きな片は適宜切る。

 ぎんなん 殻をむき、茹でて薄皮をとる。

 えび むきえびでいいが、殻付き使用なら殻をむき、背わたを抜き、大きいものは適宜切る。

③①をすり鉢に入れ、塩少々、卵黄1個を加え、つくね芋の皮をむきすり入れたら、すりこぎでよくすり混ぜる。

④具を混ぜ、子供のこぶし大に丸める。

⑤160℃で揚げる。

揚げたてをからし醤油でいただく。

冷めたら火であぶって同様に。また、大根と炊き合わせさらにはもっといろいろと一緒におでんにするもいい。