有田川は2級河川と表示がある。紀の川より小型はわーるが、堂々たるもので1・2の別の基準は何だったろう。その川口は有田市、最上流はかつらぎ町などだが、中間長々と占めるのが有田川町。公共交通機関はJR紀勢本線(きのくに線)藤並駅から有田鉄道バス花園行きが川沿いに走っています(時刻表同鉄道HPご参照)。路線が長いで通しでなく金屋口、清水で部分運行がある。当店は清水バス停から藤並方へ少し戻ったバス道国道480号の北側にあります。

入店するとカウンターに4人テーブル×2、小上がりは4人座卓3に6人座卓。

平日午後1時で客3名、他にわさび寿司なるものテイクアウトの客1名。

お品書きをみるとそれも載っているが、山路定食1,800円というのがあり、内容にあゆ・あまごが連記されている。両方味わえるならお徳用。が、係員に尋ねたらどちらか選択で、あゆやあまごの定食との違いは小鉢ものの数が多いとのこと。

ならば、あゆ定食1400円に生中600円(税込)

5月12日ではあゆは稚鮎に少々毛が生えたぐらいのが2匹つけ。最盛期でもこりらを合わせたぐらいのが基準とすればあんまり期待しないほうがええだろう。

下流に二川ダムがありどーせ魚にやさしくない造りだろうから上流の鮎は生活環をまっとうできない。(多分琵琶湖の)稚アユを何トンも放流と花園館(別項)で話していたから、上流に自前のアユはおらず、巨大釣り堀みたもん。そりでも氏より育ちゆう言がある。ひと夏有田川底のこけ(珪藻)を齧って育てば有田川の鮎の味になるのかもしれん。けど、今のところは琵琶湖の味だね。ま頭から何からじぇんぶ食えるのが取り柄か。

めざしじゃあるまいし。うーむてんぷらにしたら恰好がつくかも。

ぜんまいと刺身こんにゃくも形ばかり、もし日本酒までカバーならちとつらい。

 

 

(財)日本釣振興会平成14年度「釣り人が選ぶ天然アユがのぼる100名川」p25

100選べず91河川。

和歌山県から有田川の他古座川、日高川、熊野川、日置川、富田川、紀ノ川。