富山県南砺市西赤尾
JR北陸本線(現あいの風とやま鉄道)高岡で城端(ジョウハナ)線に乗継、終点城端。加越能鉄道バスに乘り西赤尾で下車すると西側に進入路がありどっしりした合掌造りの本物件が見えています。
1700年代 施主藤井長右エ門 重要文化財


入場料300円2010年
施主は加賀藩へ塩硝(火薬原料)を納入する取りまとめ役。
間口14.5間、奥行7間 高さ8間
かしら(家長の間)から大居(オイ)

 

 


どちらにも炉がきってあります。置いてあるのはササラでこきりこなる舞踊に使用。
立派な書院があるのが特異で、藩役人が滞在することがあったのでしょう。

 

 

 

右側裏には奥書院(武者隠し)まで付いていて奥式台から出入りできます。
2階

 

 


床板が透かしになっているのは1階の炉から暖気をとるため。釘は一切使わず縄とねそ(樹皮)で結びあげています。居住はこの階までで3~5階は養蚕場だったそうな。
2階から南隣行徳寺


この寺の庫裡も幕末の合掌造り
宿泊はバス停わきの赤尾館
1泊2食13,700円に入湯税150円。
越中五箇山小瀬羽馬温泉 硫酸塩泉33℃は加温でしょう。
夕食

 

 


ワラビ酢味噌 きのした(ヤブレガサ)浸しなど。ビール840円 酒630円は僻地価格?