福島県河沼郡会津坂下(バンゲ)町塔寺松原2944 HPあり
通称立木観音で会津バス立木観音前バス停の前。参拝者ちらほら。
1617年 重要文化財

1200年頃建立というが、江戸時代大地震により被災。その程度がどれぐらいかがわーらん。素人眼に過ぎないが、ほとんど建て替え同然だったのでは。鎌倉時代初期の力強さでなく江戸時代の空疎を感じる。
そりで当寺の見ものもむしろ内部安置の立木観音。拝観料300円2012年
正式には千手観音菩薩立像 鎌倉時代 重要文化財
通称どおり立ったままの巨木に刻み込んだという仏像。その伝承に相違はないとは感じるが、当地に生えていたので今も根付とまではどうだろうね。
それはさておき、栃木県中禅寺の立木観音ほどではないけれど呪力とでもいう何かを発散している。神社にご神木というのがままあるが、それと同様古代の自然信仰につながるからでしょう。
撮影は禁止
当寺の東に旧五十嵐家住宅 1743年 重要文化財が移設されています。
が、画像がのせれん。というのもMAPFANで北らしいと見て観音堂の裏手をウロチョロしたのだがみつからなかったのだね、あたり前田のクラッカー、ホーガクがあさって。HPでカクニンしてくればいいものを(なお今時スマホを持ってない)。
どーしてこんなポカをするかだが、古建築が好きでたまらんというほどでもないからだろう。旅先で他の施設を観るよりはこっち。だーら本ブログにいくらつきあっても物件の構造、細部について建築学術用語による正確な説明は期待できない。管理人にそこまですいすい自然にやってしまうほどの関心、素養がない。ちなみに国宝・重文建築物についてそゆ解説がネットにないはないで困るシトはいない。単なる印象記なので、観音堂を江戸時代とするのも様式的にまたは使用部材により根拠を説明できるわけではじぇんじぇんない。

 

千手観音菩薩立像 カラー画像 p85