栃木県芳賀郡益子町上大羽945-1
益子は京浜から最も近い窯業地です。が、個人的にはここの民芸調がどうにもしっくりこない。土着の陶風があるとしてもそれとは無関係なのではないか。ここで食器を探すことは相当前に止めています。民陶系は小石原のほうがずっと確かな伝統を感じます。
そりはそれとして、益子には重要文化財指定建築所在が3ヶ所もあります。本物件と綱神社(別項)は隣接しています。本物件と真岡鐡道益子駅との間、高館山中腹に西明寺(別項)。
本物件、綱神社は駅から相当離れています。タクシーで本物件まで行き、帰りは歩きで他物件を見ていくことにしました。
このお寺は宇都宮朝綱が鎌倉時代前期に開き、それからずっと宇都宮氏の氏寺です。宇都宮氏は中世、宇都宮城を根拠として下野(栃木県)中南部に勢力をふるった守護・戦国大名。本物件近くに初代以来現代まで続く同家の墓地があります。
室町時代中期(1542年以前) 重要文化財

 

 

 

 


参詣者皆無