HPあり。

岱(タイ)とは泰山。ではあるが、におんに泰山はない。この字を登山地図によく見るのは青森県八甲田だが、そこの用例からみて平(たいら)と同義か。すなわち平原(湿原を含む)。

羽後も北の果てに伊勢堂つっても何ら具体的なイメージはわいてこない。たぶん音を当てただけ。

この遺跡に関わった縄文人が、漢字またはかなでこう表記していたわけではない のは言うまでもないけれども、イセドータイと言っていたことはあるかもしんない。

秋田内陸縦貫鉄道縄文小ケ田から歩いて10分。

拙は都合により12:14縄文小ヶ田着

13:02同発でしか計画できなかった。ほいぢ、板状土偶など出土品を展示する縄文館の見学(無料)は端から割愛。また、アプローチも車道(県道197号)によると縄文館に到着後、遺跡になるところ、遊歩道により遺跡に直行(遊歩道分岐に表示あり)。

 

302 板状土偶 18.5cm 出土のうち唯一全体を残す。

ぜしとも実物を見たい とまではおーわなかったわけ。

 

縄文時代後期前葉(約4000年前)4つの環状列石など。史跡。

現場には案内板、各環状列石などの表示、順路表示の類が一切なかった。それで環状列石B(弧状)および配石遺構を見落とした。もっとも、配石遺構に寄る時間はもともとなかったけどね。

サークル直径は大きく、環状列石C、Dになるにつれ、未発掘?面積が広がり、石の個数は減り、明確に円を把握できなくなる。Aが合点できる。

HPに360°VR鑑賞システム(バーチャル散策)があるのに、事前に見なかったので、理解がすんなりいかなかったにー。見てしまうとカンゲキが薄れるとおーったつうより、まんどくさかったんよ。このシステムでは一般が立ち入れない地点から環状列石を撮影しており、各列石などおよび配置を把握できる。

環状列石A 直径32m

単線でなく肥痩(石に疎密)、断続、分岐。精緻という印象はしない。

そいえば、この遺跡については日時計(春分、夏至、秋分)説はきかない。

ちなみに、どの地点にも春分・・・に太陽が昇り、沈む方角はあるわけで、そりを示す必要があるなら、例えば、木の幹に矢印を書くだけですむ という指摘があります。

掘立柱建物跡

同時期にじぇんぶ建っていたなら、環状列石に関わった人数はソートー多い。

常住していた痕跡はあったのだろうか、縄文館に説明がありそうだが。

常住してなかったとすれば、環状列石遺構で何らかの行事が行われたときだけ使用となろう。

環状列石C 直径45m

環状列石D

送電鉄塔、車道にくるま なんぞが見えないのはとてもいいんでないかい。

見学者 3人家族

わざわざ遠路はるばる出かけるんだーら、縄文館を含め正味2時間は見学時間を確保すべきでせう。

もったいないあなしだが、拙は♨優先。

縄文時代環状列石は、巨石使用でなく加工もなく、どうやって作ったんだと圧倒されることはありません。にしても、大湯(秋田県鹿角市 特別史跡)ほどの単独で扱いきれない岩さえなく、石ころばーり。じも、公共交通機関だけで歩き最小となる環状列石遺構はこり、乗合タクシー利用だと鷹ノ巣駅または大舘能代空港から歩行0、次いでは小牧野遺跡(青森県)。

縄文時代環状列石一般もしくは、個別に製造目的、用途に諸説ありますが、出土品からこれに間違いない(例;域内まんべんなく人骨→墓地)とされている遺跡はないようです。

 

p76 長径16.8cm

 

どーでもいいあなしですけど、拙は古九谷様式色絵が苦手。何か絵具が暗い。塗りつめたいわゆる青手は特にコマる。

似せもんが欲すいとおーたのは、草花文猪口とこりだけ。

 

似せもん

器形;繭

縁に黄で唐草はぼやけるが、紫で縁取り。1/3近くは描かないままにしているから、息苦しくない。見込みは右下隅に赤で桐一つ、余地は唐草の印花 ヒジョーに瀟洒。印花の彫りは浅くて、雑い素人撮影では捉えることができていない。

サイン

口径17.5✕15cm 高さ3cm 正木春蔵(九谷)

11,000円(税込)2019年 暮らしのうつわ花田(地下鉄東西線など九段下 HPあり)

裏にサインがなければ、ホンモノとおーいかねない。

ヤフオク出品を見るが、贋もんでせう。

ホンモノはたぶん百万円単位。思いっきし背伸びして買ったとしても、どしどし実用に供すような大物ではないから、持ってないと同じ、こりでいい。

口径17✕14.5cm 高さ2.1cm 山田洋次

 

3,300円(税込)2022年 暮らしのうつわ花田(地下鉄東西線など九段下 HPあり)

 

 

p102 スリップ・ウェア

イギリス スタッフォードシャーなどで製造。

矢羽根のような杉綾文の作り方

茶色の泥で化粧掛け。

イッチンにより粘性の強い白いスリップで縞文様をつける。

白のスリップが軟らかいうちに、鉤針の先のようなものでその縞目を上下交互に引っ掻く。

本品の引っ搔き様はたいへん大まかで、本家のように執拗でない。どちらのほうがいいとおーうかは人次第、どちらにしてもヤな方もいるでせう。

 

ひと頃コーシーの表面のくりぃむに同様に文様を描くのが流行った。

チョコレートケーキの上にくりぃむの線を矢羽根のようにしてるのもあったにー。

出自からして洋風の食事向き。