手を伸ばせば いつでも届く距離だったね

いつも優しく抱きしめてくれた


ひとりで探しても見つけられなかった

庭に落としてしまった石

大切なモノだったから 泣きそうになって

貴方に電話したよね?

すぐに私の所に来てくれて一緒に探してたね

窓の下に落ちていて貴方が見つけてくれた

嬉しくて ありがとうって私が言った時

貴方のいいよの一言がとても遠くに聞こえたの

今でも覚えている


ずっと前から私は私の心にフタをしてた

愛がもうここにはない事

気づかないフリをして ただただ

同じ時間を過ごす事で何かに夢中になる事で

見えないようにしていた

そこに愛がなかった事に

傷つくのが 怖くて

だから いつのまにか お互いに

ソバに居ても とても 遠くにいたね



私のせいで貴方は自由になれない

それもね 心の奥底で 気づいてた

だから 自由にしてあげたかった


ひとり荷物をまとめて 出て行く夜

最高の強がりを演じた

すがりついて 泣き叫んで 

抱きしめて欲しかった

そんな気持ち どこかに閉じこめた

愛はいつか壊れるモノだと

観ないフリをして 閉じ込めた


あれから 何年経っても

思い出して そこに私の心のフタが

開いてしまうメロディがある

心の底に眠っていた感情が

金色の光の塊となって 宙に舞う



この想いの光に誰か名前をつけてください


いつか貴方がこのブログに

出会いますように

いつか貴方がホントの私を見つけて


動き出した時間は もう後戻りできない

生きてきた中で一番 キラキラしてた

愛してる