子育てにスマホは善か悪か
このテーマを書こうと思ったのは、ある日、友人とお茶をしていたときのこと。彼女は現役の保育士で、「スマホを子どもに早くから与えることの危険性をどう親に伝えるべきか…」と悩んでいました。私は現場から離れて数年が経っていて、今の状況が当時より深刻になっていると知り、「はてはて…」と一緒に頭を抱えることに。そこで今回は、「スマホって一体なんなのか」少しだけ立ち止まって考えてみることにしました。スマホの良い点・悪い点って?スマホの良い点、悪い点を「一般的な考え」としてAIに聞いてみると、こんな内容が上がってきました。 📱スマホの良い点(メリット)情報収集が簡単・早い → ニュース、天気、地図、専門情報まで、いつでもすぐに手に入る。 コミュニケーションツールとして便利 → LINEやSNSで、離れていても家族・友人とつながれる。 子どもの気を引く「一時的な静けさツール」にもなる → 外出先などで静かにさせたいとき、一時的に役立つことも。 スケジュール管理・リマインダーなど、生活の効率化に役立つ 学習や知育アプリの活用 → 上手に使えば、学びのサポートにも。 ⚠️スマホの悪い点(デメリット)依存しやすい(子どもも大人も) → 一度与えると「もっと欲しい」となりがち。 集中力の低下や注意散漫になりやすい 睡眠の質が悪くなる → ブルーライトや寝る前の使用による刺激。 人との関係性が浅くなることも → 対面の会話や目を見てのやりとりが減る傾向。 姿勢や視力への影響 → 長時間の使用で猫背・視力低下のリスク。便利で、今やなくてはならないものですよね💦私も正直「ないと困るな〜」と思っていますが、できればスマホを持たず、依存せずに生きたいとも思う。……けど、現状ないと生活ができないのかなって。そんなふうに、時代の流れに乗っかっている自分もいます。実際、ChatGPTを使って「便利だわ〜」と感謝すらしてます😃だから、肯定派でもあります。ただ……けれど。0歳の赤ちゃんに与えるのは、やっぱりまずいと思うのです。スーパーで見かける光景——赤ちゃんをベビーカーに乗せ、静かにさせるためにスマホを見せる。そのスマホを取り上げると泣き叫び、ママは「ごめんね」と言いながらまたスマホを渡す……。きっと、みんな余裕がないんだろうなって。核家族化が進む今、子育ての負担はとても大きくなっています😭スマホ普及のざっくりタイムラインスマホが私たちの生活にいつから浸透してきたのか、調べてみると… 📱スマホ普及のざっくりタイムライン2007年:初代iPhoneがアメリカで発売 → ここから「今の形のスマホ時代」が始まったと言われています。 2008〜2010年:日本でもiPhoneやAndroid端末が登場し始める 2010年代前半:一般ユーザーへの普及が進む 2015年ごろ:スマホが“当たり前”になる → 日本のスマホ普及率が50%を超え、今では80%以上に。つまり、子どもたちが物心ついたときからスマホがある「デジタルネイティブ世代」になったのは、ここ10年くらい。「今は何の問題もないから大丈夫やん」と言われたら、「はい、おっしゃる通り!」とは……正直言えません。だって、まだたった10年なんですよ!仮に今、0歳の赤ちゃんのママが28歳とすると、その人が18歳だったのは10年前。その頃にスマホは普及してきたので、今のママ世代は自分の「赤ちゃん時代」にスマホはなかったんです。つまり、スマホを赤ちゃんに与えることで起きる影響は、まだ誰も経験していない未知の領域とも言えます。保育園での違和感私が保育園勤務していた頃、一番驚いたのが、保護者のスマホに専用アプリを入れてもらい、出欠や体調、連絡事項のやりとりがすべてアプリで行われていたこと。写真もたくさん貼り付けて親御さんに送る。便利。確かに便利。けど、それにより職員たちは四六時中スマホを離せなくなり、常に持っている状態に。抱っこしながらスマホを触ったり、YouTubeで子どもの好きそうな動画を流す(※ほんの一部ですが)光景も……。確かに「紙の書き物が減って楽!」という声もありましたが、私は正直、世代間ギャップと違和感を強く感じていました。新しいもの、便利なものが増えてもね—日本人の幸福度は上がっていないのです💦数字で見る「日本の幸福度」2024年の世界幸福度報告書によると、日本は143か国中51位。G7の中で最下位。特に注目すべきなのが、30歳未満の幸福度が大きく下がっているという点。便利さと引き換えに、心の豊かさを失っているのかもしれません(参考:World Happiness Report 2024)そして若者の引きこもりもここ数年で急増!スマホだけが要因ではないけど一端であることは事実だと思うのです 📉 若者の自殺率(10代〜20代) ■ 厚生労働省「令和5年(2023年)人口動態統計」より10〜19歳の自殺者数:561人(前年比+37人) 20〜29歳の自殺者数:1,049人(前年比+56人) 自殺は10代・20代の死因の第1位 特に10代では「学校問題」「進路・学業の悩み」が上位に。 精神的ストレスや孤立、SNS・デジタル依存との関連性も指摘されています。 🧑🏫 不登校の増加傾向 ■ 文部科学省「令和4年度(2022年度)児童生徒の問題行動・不登校調査」より小中学生の不登校児童生徒数:約299,000人(過去最多) 小学生:約105,000人(前年比+20%以上) 中学生:約194,000人(前年比+10%) 高校生の不登校相当者数:約50,000人(こちらも増加傾向) 傾向と背景:「無気力」「人間関係」「ネット・スマホ依存」などが複合的に絡んでいると考えられます。 不登校の低年齢化も進行しており、小学校低学年での不登校が急増。スティーブ・ジョブズの子育てスマホやiPadの生みの親であるスティーブ・ジョブズ氏。彼自身は子どもにテクノロジーをほとんど使わせなかったことで知られています。2014年9月10日の『ニューヨーク・タイムズ』の記事「Steve Jobs Was a Low-Tech Parent」によると、記者が「お子さんはiPadが大好きでしょうね?」と尋ねたところ、「彼らは使っていない。家ではテクノロジーの使用を制限している」と語ったそうです。また、食事中には誰もデバイスを持ち込まず、本や歴史について語り合っていたとも。(参考:New York Times「Steve Jobs Was a Low-Tech Parent」)私が子育てセミナーでお伝えしているのは、“家族でどんな時間を過ごすか”が人格形成に大きく影響するということです。大体6歳までにその子のライフスタイル(思考の癖)が決まると言われています。その期間にスマホなどに依存的になってしまうとなかなか人との距離感などうまく保てません結果メンタルが弱くなり友達との関係がうまくいかなくなりますますスマホなどに依存してしまいますそうなると昼夜逆転となり朝起きられなくなり結果不登校という形で現れてくるんですよね・・・心配な親は心療内科などに通い医師から起立性調節障害と診断され薬を出されてしまいうちの子は病気であると認識していくことになりますこれは病気ではないと認識しています。あくまでも生活態度の乱れから起きてしまってるのです。なので適度に体を動かすことで、よく遊び、よく食べたら夜は自然と眠たくなるのです。それができなくなる状態にだけは家庭では気をつけてもらいたいなぁと思うのですできれば家族の時間を適度にとってねと伝えてます。ファミリータイムを作ってもらうとコミュニケーションも生まれます😍ぜひ、意識してやってもらえるといいなぁ😃※子育てセミナーでは「ゲーム・メディアとの付き合い方」として捉え方と方法論をお伝えしています。最後にスマホが便利である一方で、確実に何かを奪っている気がする。それに「気づけるタイミング」が、手遅れじゃないといいなと思って、今日はこんなふうに書いてみました。何かが「良い」か「悪い」かは、簡単には決められないけど「知ったうえで、選ぶ」ということが、これからますます大事になるんだろうな思います。今こそ、我々大人は“何を子どもに手渡すのか”を見つめ直すタイミングかもしれません。もっと深く知りたいという方は「スマホ脳」という本が出ています興味があれば読んでみてください。今日も最後まで読んでくださりありがとうございましたゆうゆう