【鬱の話】うつ病は自分を愛せるようになれば治るよ

2007年
わたしは鬱だった。

鬱は完治しない。

寛解といって
症状が出なくなる期間が
ずっと長くなるだけ。

この記事に
書いてあることは
わたしの個人的な考えであり

こういった考えもあるよ～

みたいな感じで
読んでもらえると嬉しい。

理想の世界が叶っちゃう❤

ベイビーステップ

マインドコーチのくるたんです。

「ベイビーステップ」とは

赤ちゃんでもできるような

簡単なステップのこと。

ちなみに英会話での

「Baby steps.」は

「少しずつ慣れていけば

　大丈夫だよ。」

という意味です😊✨

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まず
鬱は病気です。

脳の病気です。

だから
「死にたいな」
って思ったら

まずは

“お金かけて”
病院に行ってほしい。

鬱になると
「自分にお金を
　かけられなくなる」。

自分に価値がない
と思っているので

価値がない自分に
お金という大切なものを
かけられないわけです。

大切なお金を
自分なんかのために
使ってはいけないんです。

ただ、ただ

死にたい

そう思うだけ。

それが鬱。

わたしのうつの症状は

とにかく死にたくなる。
生きている意味を
感じなくなる。
自分に価値がないと感じる。

そんな感じ。

そして

周りに当たり散らし始める。

話を聞いてほしい。
わかってほしい。
理解を示してほしい。
自分の苦しい気持ちを
わかってほしい。

そういう気持ちが
すごく強くなる。

「死にたい」

そう思ったら病気です。

健康な人は
そんなこと思わない。

これは
わたしが寛解して思うこと。

健康に生きてたらね
「死にたい」なんて
そうそう思わないの。

目の前に刃物があったら
胸に突き刺しそうになる
衝動なんて起きない。

むしろ
「わ、刃物危ない。
　気をつけなきゃ！」
って思うの。

それが病気になってない人。

自傷したくなる衝動を
抑えること自体が
病気の証拠だよ。

「死にたい」くらい
普通に思うでしょ。

って人は病気だから
さっさと心療内科に
行ってください。

それが一番
周りのため。

本人のうつ病の無理解は
周りの人がすごく苦労する。

病気だってわかってほしい。

脳の病気。

ちょっとバグっちゃっただけ。

本人が治す気がない限り
ずっと治らない。

本人が自分を
「クズで
　何もできなくて
　価値がなくて
　意味がない」
って思ってることを認めて

「クズで
　何もできなくて
　価値がなくて
　意味がない」

そんな自分でも

幸せになっていい。
生きていていいい。
愛されていい。
そう思えるようになるまで。

寛解したって
いつか再発するさ。

「クズで
　何もできなくて
　価値がなくて
　意味がない」

そんな自分を受け入れない限り。

それでもいいんだ。
幸せになっていいんだ。

って。

苦しい気持ちを
わかってほしいときは
お金をかけて
話を聞いてもらおう。

家族や友人に話して
どうするんだよ。

お金をかけないように。
お金をかけないように。

って。

得するの誰？

自分にお金をかけて
話を聞いてもらおう。

お金がないなら
人に出しもらおう。

治したいんだよね？

鬱のつらい症状
軽くしたいんだよね？

だったら
お金かけて治そうよ。

「助けて！」
って。

こんなに辛いの。
苦しいの。
死にたいの。

それ
家族や友人に話すくらいなら
お金払って
話聞いてもらおうよ。

あなたの大事な人は
あなたの感情のゴミ箱じゃない。

鬱症状真っ最中のときは

わたしの気持ちを
分かってくれないあなたは
おかしい。

どうしてわかってくれないの。

わたしといると不幸になる。

わたしなんか
生きてる意味ない。

死んじゃいたい。

どうせかまってちゃんだと
思ってるんでしょ。

どうせ本気だと
思ってないくせに。

そんなことを
たくさん言ってきた。

龍くんは黙って聞いていた。

でも、わたしは
その
「病気で
　おかしくなっている状態」が
本来の自分だと思い込んでいた。

症状が落ち着けば
自分がどんなに
おかしなことに
なっているのか分かる。

でも
渦中にいるときは
わからないの。

病気の自分が
本来の自分だと
勘違いしてしまう。

本当の自分は
「弱くて
　価値がなくて
　死にたがり」
だと勘違いする。

なかなか
病気の状態だって
気がつけない。

だから
「いつもと違うよ」
「それは病気だから
　思うことなんだよ」
そんな風に言われたら
牙を向いて反論していた。

これがわたしなんだ！
これが本当のわたしなんだ！！！
なんで否定するの！！
ひどいよ！！
これが本当のわたしなのに！！！

って。

違うからね。

違うよ。

本当のあなたは
弱くなんてない。

本当のあなたは
誰よりも強い人。

嘘だ！！！
嘘だ！！！

嘘つきめ！！！！

って
まぁ
渦中の人は思うだろうね。

いいんよ。

そう思ってても。

鬱持ちさんの家族の方へ。

病気です。

鬱は病気です！！！

あなたの大切な人が
そんな弱いわけないじゃないか！

あなたが信じなくて
誰が信じるんだ！！！

あなたが信じるから
あなたの大切な人は
よみがえるんだ。

もっと強くしなやかに
よみがえるんだ！！

だから
どんなに弱くても
おかしくても

その人の強さを
信じることを
辞めないでほしい。

鬱の人の言葉は
聞かなくていい。

鬱の人の話は
他の人に聞いてもらおう。

あなたが聞くことじゃない。

あなたがすることは
「信じること」。

それだけです。

治ると信じる。

大丈夫だと信じる。

病気は治るのだ、と信じる。

それが家族や友人の
一番の応援。

渦中にいるわたしは
これがどこか
おかしいことが
分かっていた。

でも
どうすればいいのか
分からずにいた。

苦しさをなくしたかった。
悲しさをなくしたかった。
辛い思いをしたくなかった。

だから
分け合いたかった。

辛い気持ちを
分かってほしかった。

でも
身近な人は
分かってくれなかった。

だから
とてもひどいことを言った。

注目してほしかった。
わたしを
大切にしてほしかった。

なぜか？

役に立たずで
人を不幸にして
お金もかかって
ワガママばかりで
家事もやらず
精神的に甘えていて
価値がない

そんな自分を
愛してほしかったからだ。

だめな自分でも愛される
という証拠が
ほしかったからだ。

鬱症状が出てるとき
世界で一番
わたしを認めていないのは
わたしなんだ。

役に立たず
人を不幸にして
お金もかかって
ワガママばかりで
家事もやらず
精神的に甘えていて
価値がない

そんなわたしを
愛していないのは
わたしなんだ。

それが病気になる始まり。

わたしが
ダメなわたしを
愛していないから
うつ病になる。

（と思っている）

ダメなわたしでも愛してよ
って。

きっと誰よりも
自分に言いたいのに。

愛せないから。
許せないから。

だから
代わりに
愛してもらおうとする。

そして
一時的に代わりの人に
愛してもらって
大丈夫な気分になって
結局また再発する。

自分のダメなところも
素敵なところも
全部全部
愛せるようになるまで続く。

死ぬまで続く。

自分のことをすべて許す。
自分の全てを愛す。

それができたら
うつ病はなくなる。

うつ病は
「わたしがわたしを
　愛していない病」だ。

鬱の人の気持ちは
分からなくて大丈夫。

だって本人が
「とんでもなくクズで
　役立たずな自分」を
認めない限り治らないから。

認めて許して
「そんな自分でも大好きだ」
って言えるようになるまで
治らないよ。

だって
本当は治したくない。

「とんでもなくクズで
　役立たずな自分」なんて
認めたくなんてないんだもん。

そんなことを
認めるくらいだったら
死んでしまったほうが
楽なんだもん。

鬱が寛解するということは
そんな「クズな自分」を
受け入れるということ。

受け入れられない限り
自分の中で
永遠に戦いは続いていく。

クズな自分を受け入れることで
やっとやっと
喉から手が出るほどほしかった

大好きで
すごくて
素晴らしい自分が手に入る。

誰だって
自分を愛したいし
自分を認めたいし
自分の素晴らしさを
感じたいんだ。

それが人生の目的なんだ。
きっと。

どん底まで
自分を嫌いになって
大嫌いになって
心の底から憎んで

そうして、
自分を愛しはじめる。

否定していた自分を

受け入れて
愛して
認めて

あぁ、
これがわたしなんだ。

このわたしが
最高なんだと
やっと分かって。

人はきっと自分を愛せる。

うつ病の人はきっと
ドラマチックに
自分を愛したかったんだね。

どん底まで自分を憎んで
そこからやっと
自分を愛すようになっていく。

その過程を
心の底から味わうために。