私の幸せは世界の幸せ。
誰かの得は私の得。
私の損は誰かの損。
「ごめんなさい」は自分を許す。
「ありがとう」は相手を受け入れる。
「生きていること自体」が「幸せ」
人生を簡単に楽しく幸せに生きる
来栖照（くるすあきら）です。
ビジネスの話を書くのがめちゃくちゃ面白かったので
どんどん書いていこうと思います。
さっき書いた記事
→【ビジネスの話】値段以上のものを提供してしまう問題について。
まず、
【自分の売り物を自覚しよう】
の話。
「私」が何を売っているのか、
ということを自覚しましょう。
例として私は「占い」を売っています。
タロットカウンセリングとホロスコープ鑑定。
（高額なので申し込むときは覚悟決めてね）
それが事実としてみた【売り物】です。
でも私は「占い」を売っているつもりはなくて、
「人生を好転させるきっかけ」を売っています。
占いに頼りたくなるのってどんなとき？
そう考えたとき、
自分に、人生に、
迷ってるときじゃないかなって思うからです。
自信が持てなかったり、
将来が怖かったり。
これからどうすればいいのか分からなくて、
不安で、怖くて。
もちろん、これからの未来の確認で占われる人もいるだろうけど。
（そういう人は私には向いてない。②にて）
つまりね、正しい情報がほしいんじゃなくて、
『自分を幸福にするきっかけ』を求めていると思うのですよ。
私は事実として「占い」を売っているけど、
本質的には「人生を好転させるきっかけ」を売っています。
（そう思うと今の鑑定料お得やね！ 笑）
あなたが売っているもの、いろいろとあると思うけど、
本質的に、何を売っているのか、
ということが何よりも重要です。
ここがない人の商品は売れないよ。
品質だけで比べれば自分より良い品質で同じものを売っている人は山ほどいる。
あなたが売っているものはなんですか？
あなたが売りたいものはなんですか？
私は「人生を好転させるきっかけ」を売っています。
その手段（切り口）として「占い」を売っています。
それを自覚することが死ぬほど大事。
その手段が「メモリーオイル」になる人もいるし、
「お話し会」になる人もいる。
「歌」になる人もいるし、
「カウンセリング」になる人もいる。
売りものが「金運を上げる」でもいいし、
「思い通りの人生を手に入れる」でもいい。
「辛い過去を癒す」でもいい、
「ありのままの自分を受け入れる」でも何でもOK！
（人を貶めるものでなければ本当に何でもいいと思うよ）
これ、ホントにホントに大事だから、
「売りたいから売る！」
「売れそうだから売る！」
でビジネスやってる人はホント見直したほうがいいよ。
まじで。
それを自分の中でよぉく振り返ってみて。
絶対にあるはず。
自分の本質的に売りたいもの。
見えない売りもの。
それを自分で自覚するのが第一歩目ね。
見えない売りものは
自分の人生の中で大切なストーリーに起因していることが多いので
適当に耳障りのいい言葉並べないで
真剣にしっかり考えたほうがいい。
それが一言あるかないかで
申し込む人の気持ちが変わる。
見えない目的にはその人の人生の使命のようなものがある。
その「見えない目的」をなぜ売り始めたのか、を知るということは
自分のなぜ生きているのかという目的を知ることにもつながっているから。
私が「人生を好転させるきっかけ」を売るには理由がある。
私が占いと出会って人生が好転していったからだ。
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いい意味で夢を諦められた。
もがくのをやめた。
こんなもん、の自分を受け入れることができた。
10年前
私はもがいていた。
３つのバイトを掛け持ちして、
夢だった声優学校に通っていた。
でも体調を崩していて
大学も全然通えていなくて
どうすればいいのか全く分からなかった。
人生、生きるか死ぬかの瀬戸際だった。
夢を諦めるくらいなら死んだほうがマシだと思っていた。
そんなとき私は占いをうけた。
才能もある、努力もできる、
でも、環境が悪い。
これを覆すには今ある環境を根こそぎ変えなければダメだ。
そういう結果だった。
その時すでに龍くんと同棲していた。
龍くんと別れて独り立ちするくらいの覚悟がなければ
成功するのは難しい、
そういう結果だった。
その結果で、私は前向きに諦められたんだ。
龍くんは不安定な私をずっと支えててくれていた。
体力的にも精神的にも金銭的にも。
その人を切ってまで私は夢を叶えたいと思わなかった。
あぁ、もう、いいんだなって思った。
もうここで諦めていいんだなって。
龍くんとの生活を選ぶことだけは
絶対に後悔しないだろうなって思った。
やっと諦めることを自分に許してあげられた。
確かにあれは（今思えば）
「人生が好転するきっかけ」だったのだ。
だから私は『占い』を売る。
『人生が好転するきっかけ』を売る。
私のように
生きるか死ぬかの瀬戸際で占いを頼った人が
自分を許せるように
自分を愛せるように
ふと振り返ったときに、
「あぁ、あれがきかっけだった」と思えるように。
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「見えない売りもの」には
それぞれのストーリーがある。
私の「見えない売りもの」には
10年前の絶望と安堵と誇りがある。
夢を諦めることを選んだ絶望と
夢を諦めることを許せた安堵と
夢よりも愛してくれる人を大切にできた誇りがある。
一言では言えないような自分だけのストーリーが
「見えない売りもの」には詰まっているのだ。
人はストーリーに惹かれてものを買う。
もちろん
便利だからとか
きれいだからとか
美味しいからとか
いろいろと買う理由はあると思うけど。
同じものが売っていたら
（ここで言うのは「占い」という手段の商品のことね）
人はストーリーで買う。
なぜその商品を売っているのか。
引っ越しの処分で売られるいらないタオルと
職人が人生をかけて作り上げたタオルだったら
職人のタオルを買いたくなるのが人なのだ。
（全く同じものだとしてもそこに感じるストーリーが違うから）
そして、そのストーリーというのは
あなたの人生でしか得られない
あなただけのストーリーであって、
そこから得られる「見えない売りもの」が人の心をうつものなのだ。
人の繊細で愛おしい心の琴線にふれるものなのだ。
だからこそ、
「見えない売りもの」というのは
ものすごく大切なもので。
あなたの人生の中でしか現れないもので。
それこそが何よりも人を惹きつける魅力であり引力になるのだ。
あなたからその商品を買う理由になり得るのだ。
いちいちそのストーリーを解説しなくても
その「見えない売りもの」があることが伝わるだけで、
あなたの人生の凝縮されたひとしずくがじわりと相手に伝わるのだ。
そして相手はその伝わった人生のひとしずくに惹かれて
あなたから「見えない売りもの」と合わせて
「手段である売り物」を買うようになるのだ。
見えない部分で
あなたのこれまでの人生が伝わってくるから。
自分の「見えない売りもの」を自覚しよう。
それがあるかないかで
売れ方が変わると思うよ。
何を売っているのか。
何を売りたいのか。
きちんと自覚しよう。
その「見えない売りもの」に人は惹かれて買うのだから。
タロットカウンセリング
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