私は言霊を信じているし、

 

 痛くなるような言葉は使わないようにしている。

 

 

 

 例えば、

 

 しね! とか、

 

 ころす! とか、

 

 そういう言葉ね。

 

 

 人によってどこから痛くて、

 

 どこから普通の日常会話に使うのかはわからないけど。

 

 

 

 個人的には

 

 うるせぇ! も

 

 ばかやろう! も

 

 全部無理。

 

 

 

 叱責でも、

 

 耳を取るぞ! とか

 

 いらない手は切るぞ! とか

 

 口を縫い付けてやる! とか

 

 嫌だ。

 

 大嫌いだ。

 

 

 

 いまだにそんなこというような上司が

 

 そこかしこにいることは分かってはいるつもりだけど、

 

 私の世界には必要ないので絶対に入ってきてほしくない。

 

 

 

 暴言も罵倒も、

 

 結局は言っている自分をゴミ箱にしているだけ。

 

 

 

 誰かに投げつけたつもりのゴミは

 

 自分をゴミ箱にして投げ捨てているだけ。

 

 

 私の知らないところなら好きに言えばいい。

 

 好きに罵倒すればいい。

 

 好きに暴言を吐けばいい。

 

 

 でも、私の前でそんな言葉を使わないで。

 

 痛くなるような言葉を使わないで。

 

 

 あなたがそういう言葉を普段から使ってても別にいい。

 

 私の前で使わないのなら、

 

 子どもの前だろうが、

 

 部下の前だろうが、

 

 冷たいかもしれないが、

 

 どうでもいいのだ。

 

 

 

 けれどね、

 

 ひとたび私の前で痛みの言葉を使うというのなら、

 

 私はあなたがどんなに大好きだったとしても、

 

 全面戦争するだろう。

 

 

 これは私の世界を守るため。

 

 私の大切な世界を守るため。

 

 

 

 私の世界に、

 

 脅し言葉のような、

 

 ひどい言葉を使う人はいらない。

 

 

 

 私の前でそういう言葉を使うことは許さない。

 

 

 そういう決意があるからこそ、

 

 私は決して私の世界を美しく保つことに

 

 手を抜かない。

 

 

 

 必要のない雑草はすぐに引き抜く。

 

 あなたにその言葉をつかわせるような場所が

 

 ここではないことをきちんと伝える。

 

 

 

 

 偽悪ぶっていたって、

 

 自分を粗末に扱っていることには変わりない。

 

 あなたが暴言を吐く時に、

 

 その言葉を一番聞いているのはあなた自身なのだから。