ひとつずつ
大切な友が闘病の末旅立ちました。「会いに行くからね」と約束したままあっという間に車椅子となり、入院が増え本当にあっという間に。「会いに行きたい」という純粋な気持ちを周りに伝えても「しんどい時に行くのはどうだろうね」などみんないろんなこと考えてしまって結局行動できないまま。お別れの会で流れたスライドでは入院先のベッドでも、会いに来てくれた人たちと映る笑顔の彼女を何枚も見た。「悔やんでももう遅い」はもういらない。自分の中に芽生えた純粋な声に余計なものを一つ、また一つくっつけて閉じ込めてしまうのは自分の声を聴いてあげなかったというただそれだけ。たとえ一人でも、もう自分に言い訳しないで動いていこう。いつも笑顔だった想いでしか浮かんでこない彼女からの最後のプレゼントは『自分の声に正直に、GOGO!!』