某所猫へのそれぞれの想い | いぬときどきねこ

いぬときどきねこ

高齢犬とお星さまになったコたち、自ら車に乗って保護依頼してきた黒猫との生活や、自分自身のこと等々綴っていこうと始めたブログ。
今や子猫の保護したり、野良猫TNRなんかも始めたりして。
いぬときどきねこではなくなってきてる、今日この頃。


某所の猫たちを《地域猫》と呼ばれる猫にしたくて、6月からいろんなところに話したり、お願いしてますが、まだ許可はおりてませんもやもや


アメブロさんが介護ジャンルえへへ…にしてくださった
猫登場ばかりのブログをご覧いただきありがとうございます。

皆さまのブログへの訪問ができずに申し訳ありません。

黒猫しっぽ犬あたま

某所の
「オスの黒白猫が痩せてきた」と聞いていた。

確かに痩せてきている。

某所へ行けばその黒白くんはみんなと出てきてカリカリに群がる。食べようとするけど、すぐにやめてしまう。



今年3月、倉庫から助けたのに。
どうした?

倉庫に入り込んでしまい、倉庫に鍵がかけられ出られなくなって救出した黒白猫が具合悪い。


↑泣き泣き倉庫から出てきた日。
お腹ペコペコで、カリカリ食べて。
何度もお礼を言ってくれた。

湖畔に来ていたご夫婦、集落の方々のおかげで
倉庫から出て来る事ができたあの日。




黒猫しっぽ犬あたま

某所に突然現れた【なつめ】を捕獲器にて保護をしようと
某所に張り付いていた夜、猫のキャリーを持った女性が某所へやってきた。
猫たちに話しかけている。

え?キャリー?

街灯はひとつしかなく、暗いけど、確かにキャリー持ってる。

遺棄やないやろうね??


名刺を持って私はその女性に「こんばんは」と声をかけてみた。


キャリーを持っていた女性はその日、痩せてきた黒白猫を動物病院へ連れて行った、と話した。

自力で排便できず、
「この猫を飼い猫にして通院で強制的に便をかき出さないと、
野良猫では長くはもたない」
との診断だったそうで、

女性は泣いていた。
飼ってあげられなくてごめんね、って黒白くんを撫でていた。





黒猫しっぽ犬あたま


14日の日曜日も某所へ行った。

立て続けにきた台風の影響で、猫たちが暮らす小屋は傾き、取り壊された。
廃材、重機の影から出てきた猫たちの中に
その黒白くんはいた。







たくさん撫でた。

抱っこもした。



カリカリはやっぱり食べなくて、
再度夜に高齢猫用のウエットごはんを持って行った。


黒白くんはウエットの匂いを嗅いだけど、舐めることはなかった。


その黒白くんを心配して来ている親子に出会った。

「今日はちゅーるを食べてくれた、
またちゅーる持って来ます」








私が某所に関わる前に、
どなたかが不妊去勢手術をしてくださっていた猫で、今ここにいるのは

黒白オス1、メス1。
三毛猫2。
グレー白オス1。


私と相棒がTNRして今ここにいるのは

茶トラ【おうみ】オス

某所生まれのきょうだい
茶トラ【聖(せい)】オス
黒【鈴(すず)】メス

【聖】はパパの【おうみ】と変わらない大きさになりました。








黒白オス、メスはきょうだいかな?
よく似てるし、仲良し。




気にかけてくれる人間が、黒白くんを
「治れ治れ」と撫でてくれます。
食べられそうなものを与えてくださっています。
病院へ連れて行ってくださる人がいらしたなんて、想像もしてなかった。

誰もが
今できること、をしてくださってます。


その一代限りの命。
不幸な命を生み出さないために、
穏やかに暮らしてもらうための不妊去勢手術。

保護せずに、今生活する場所で
その命を全うしてもらうためのTNR。





《某所の猫を減らす》と、やってるけど、

実際、体の具合が悪くなって姿を現さなくなった猫たちを
想う
今日この頃。



ねぇ。
【聖】、【鈴】。
毎回聞いてるけど、
あなたたちのママ
【かんな】はどうした?
遠くへいってしまったん?

去年10月、やっと捕獲できて不妊手術した
【聖】【鈴】のママ。
サビちゃんはもう2ヶ月以上姿をみていません。

もう、このきょうだいにママの事を訪ねるのはやめようと思います。




この地の隅、
あまり人が来ない場所にちょっとした囲いと
造花、器が置いてありました。

いなくなった猫たちへの
お供えのように見えました。