以前から公開を待っていたこの映画

そして、久しぶりのオットと二人の平日休みということで、

行ってきました音譜


6年間育ててきた子どもが、実は病院で取り違えられていて、他人の子だった

それぞれの家族の葛藤…

親と子の絆は、血なのか時間なのか…


タイトルにあるように、福山雅治演じる「父親」の心の動きが丁寧に描かれているわけですが、

やはり、「母親」の気持ちにも感情移入するし、子どもの気持ちも考えちゃうし、もう、いろいろ考えちゃいました。


もし、自分だったら…

私だったら、まちがいなく、血よりも、今目の前にいる育ててきた子どもをとると思うのですが、どうなんでしょうね。

我が家の場合、オットに似すぎていて、自分たちの子どもに間違いないから、そう思うのかな。


オットに、もしそうだったらどうする?と聞くと…

「わからないよ。悩むしかないんじゃない。この映画みたいに。」と…。

(そりゃそうだけどさ~ガーン


そして、

「でも、お互い行き来したり、交流するだろうね…」というのです。


私は、それはないかな~。

やっぱり、本当の自分の子を見ていたら、気になっちゃうじゃないですか。

あ~、本当はあの子は私の子なんだ~って。

だから、その子とは、もう会わないで、目の前にいる子どもを自分の子どもとして育てていくと思うけどな。


この映画にでてきた2家族は、対照的な家族でした。

片や、エリートサラリーマンで高級マンション暮らし。

子どもは受験をして私立の小学校。

父親は忙しくて子どもと遊べない。

片や、寂れた町の電気屋。家は古くて、お金もなさそう。

でも、兄弟が多く、にぎやかで、いつも、家族一緒に過ごしている感じ。

どちらがいいとか悪いとかではなく、いろいろな家族の在り方があるよな~って思いました。

自分は、どういう家族にしていこうかな~、していけるかな~、

な~んてことも考えちゃいました。


それぞれの人がそれぞれの場所でそれぞれのできることをやっていく…。

結局は、それしかないのでしょうけどね。