とっても寒い日が続いてますね~
るるs地方は雨も降らず、カラカラに乾燥した天気が続いていますが、
雪が降っている地区にお住まいの皆さん、大丈夫でしょうか
お出掛けの際など、どうぞご注意くださいね
ワタシの体調を心配してくださって、本当にありがとうございます
風邪がすっきり治らず、軽い貧血も出てて、ダルダルな状態から抜け出せてません・・・
なんとか体力をつけるよう、頑張らなくちゃ
ブログも書きたいコトはたくさんあって、下書きもチョコチョコしてるので、
少しずつアップしていきますね~
先週の日()、2011年初のピアノコンサートを聴きに行きました
『エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル』です
シルバーのパンツスーツでエレガントに登場した彼女の印象は、
ピアノを弾き始めた途端、大きく変わりました
ワタシが今まで聴いた中で、最もダイナミックなピアノ演奏
「強い」という表現では足りない、「激情」とか「野生」を感じる音なんです
聴いているうちに、彼女の感情の波にどんどん引き込まれるようでした
コンサートの後で、彼女のことを調べてみました
グリモーは幼少時代、両親が途方に暮れるほどの問題児で、
家にひきこもり、自傷癖も持っていたそう。
7歳の時にピアノに触れ、全エネルギーをピアノにぶつけるようになってから
才能が開花し「天才少女」と呼ばれるようになりましたが、
孤独な生活は変わらず、ピアノが唯一の心の友でした。
転機が訪れたのはアメリカに渡り、一匹の野生狼と心が通じ合ったコト。
ニューヨークに狼保護のための「ウルフ・センター」を設立し、
いまでは心に障害をもつ多くの子供達がここに訪れているそうです。
確かに彼女の演奏は、野生の狼のようだったと思います
ピアノが壊れるかと思うほどの強い音、疾走感、そして孤独な影を感じました。
終演後、サイン会に向かう彼女とたまたまロビー通路ですれ違ったとき、
ワタシに優しく微笑んでくれました(ワタシは緊張しながら会釈したよ~)
これからも彼女の活躍を応援したいと思います
プログラム
モーツァルト : ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
ベルク : ピアノ・ソナタ Op.1
リスト : ピアノ・ソナタ ロ短調
バルトーク : ルーマニア民族舞曲
1. 棒踊り
2. 飾り帯の踊り
3. 足踏み踊り
4. ブチュムの踊り
5. ルーマニア風ポルカ
6. 速い踊り
<アンコール>
グルック : 「精霊の踊り」から「メロディ」
ショパン : 3つの新しい練習曲 ヘ短調
PS
エレーヌ・グリモーの自叙伝本があります興味を持たれた方にオススメ
NHKでも紹介されたそうですよ~(ワタシも読んでみようっと)