アクタスたまい EveryDay

アクタスたまい EveryDay

愛媛県西条市のカーコンビニ倶楽部 アクタスたまいです。
数年前よりカーコンビニ倶楽部の技術最高顧問を任され、カーコンと共に最新技術の工法開発をしております。
カーコンの最新工法を使って車を直す修理事例を紹介しています。

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NBOXのステップ修理の一例です。

 

このステップは非常に硬度が高く、容易に引き出しが出来ない為

全国の鈑金屋さんが修理に頭を抱えています。

交換ありきになると、修理代は高額になっても、効率と利益率が非常に悪くなります。

 

しかし、お待たせしました!

もっと簡単に修理を行う為に、2年近く考えていた工法が遂に完成しました。

考えていた4種類の工法の一回目です。

 

 

この車の作業範囲は、

ステップ鈑金、フロントドア鈑金、リアドア交換、リアパネル鈑金です。

 

カーコンのサード工法で一番の基本はこのスケールの使い方です。

 

損傷部位を的確に判断する為に、カーコンスケールを当てながら隙間を見ます。

 

まずは

この隙間をなくします。

 

荒出しを行う為にワッシャを溶着して引きます。

 

しかしステップ部分は非常に硬くて、容易には引き出しができません。

 

この写真右下にあるホットボックスで。。。。

 

申し訳ございませんが

カーコンの専売工法になりますので詳細は控えますね。

こちらのブログでお伝えできる範囲で申し上げますと。

 

現代の鋼板の車は、

ノッカーで力任せに引き出す(場合によって引き出し過ぎる)パネル鈑金から、

 

タワーを使い、ソフトにテンションをかけ

一番凹みの深い所から、引っ張り出しすぎない鈑金に変えるべきです。

車の鋼板は薄く硬くなり50年以上前からのつるつるにする鈑金が容易には出来なくなりました。 

 

メーカー側でも損傷パネルは交換ありきなので

薄い鋼板に対応する鈑金技術も出来ていませんし作業は難解になるのみです。

 

仮に時間をかけて鈑金出来たとしても、肝心の対応単価が26年間ほとんど上がっていません。

 

この様な技術的・経営的問題に対応するのが、カーコンサード工法です。

 

なぜこの工法を作り出したのか

それは”利益が出ない儲からない”からです。

 

工場内では、常に作業効率の問題を抱えています。

当社工場では、保険の指数で作業すれば約50パーセントほどになります。

 

8時間の50パーセントで4時間

×6、000円で24、000円

 

×20日=480,000円にしかなりません。

この数字では設備投資は出来ませんし満足な給料も出しかねます。

又この数字は直接工の売り上げで、この中に間接従業員に払うべき数字も含みます。

 

もっと効率を上げ、交換が必要だったパネルを鈑金し利益を増やす必要があります。

交換パネルを修理することで、部品仕入れを抑える事ができ小さな工場では運転資金の負担が減ります。

 

まとめとして、

鈑金塗装の作業には工夫次第で極端に時短できる作業方法がまだまだあります。

 

カーコンのサード工法は

15年前から当社で考え、カーコンの力を借り繰り返しテストを行い材料や工具を見直し完成したものです。

 

もっと楽に売り上げを求めたい方、新技術で高張力鋼板の鈑金が変わります!

興味のある方はアドバイザーや、サポート部にお問い合わせ下さい。