『苦役列車』西村賢太
『苦役列車』 西村賢太 平成28年9月8日読了この本は映画で知った。AKBのあっちゃんとか、森山未来とかが出てるので知っていた。なんだか 暗そうな本だなーと思ったら、やっぱり暗い話?というか苦しい生活状況がありありと描写されていて、とても明るい気持ちになるような本ではない。しかし、風呂なしの3畳の部屋に住み、友も金も女もいないどん底生活の中でも主人公が自殺しようとか、鬱ぽくなったりすることはない。淡々とお金がないから働く、そして稼いだお金もすぐに使う。という私はどうも共感はできないことばかりなんだけど、なんとも達観した感じで読み終わりも暗澹たる気持ちになるような作品ではない。とにかく、この本が芥川賞を受賞している、ということが希望だ。本当によかった。