SNSでは〜
ネタバレを書かないから〜
もはや誰も読んでいないここで〜
自分のために書くよ〜
まずねもうね、
これまで観てきた宮崎駿監督作品のどれもに
うっすら
地盤の下、地層の奥の奥、マントル核くらいにあるものが
ゴゴゴゴと表に出てそれが堂々とメイン主題になってるなー
って観ながらにやにやした。
森羅万象、宇宙、この次元に限らない全て、
に対して、宮崎駿氏の目には、人間は本当にほんとーーーに下位、
もういっそゴミ屑、いらない物、
鉱物や植物、気体、液体、水蒸気、大気、地面、動物、もはやセキセイインコの方が尊いと思ってるよね。
このままでは人間によってこの星は火に包まれて燃え尽きるよね。
宮崎駿氏は自分なりにせいいっぱいメッセージを伝えてあがいてきたよね、
キミたちはどうなんだい?次の世代の若ぇの、
引き継いでくれるのかい?
くれないのかい?
どっちなんだい?
きんに君ばりに問うてたよね。
そして大いなる矛盾なんだけど
「人間」はクソなのに
「女性」「母性」に対する
圧倒的、憧れと尊敬の念。
もちろん「女性」も「人間」なので
おかしなことになってるのだけど
宮崎駿監督の中では
成り立っている。
女性=子宮=宇宙=全て
くらいに壮大に尊んでくれてるんでないかと
感じるくらい。
(ちょっと神聖視しすぎて女って生き物にリアリティ無いくらい)
今回も主人公は生命力の塊みたいなお婆ちゃんに守られてたなぁ。
母の母はもう神のように尊いのかな。
そういうところが
私達の世代には新しかったし
これからの価値観として
日本中や世界に受け入れられていったのだろう。
幼少の頃からジブリを見続けて
価値観を深層に刷り込まれてきた
いにしえのジブリっ子達ももう初老。
すでにとっくに次の世代をサポートする側だわ
(体力的介護的にはされる側ですが)
どうするの、どうなるの?
自分がいなくなった後の世界は
どんなんだろうなあ?と
北の国の五郎さんよろしく思うわけですが。
そうそう、
私が観たのは公開初日の翌々日くらい?
すぐだったのだけど
映画館での客層がとても良かった。
音楽もなく、台詞もない静かなシーンでは
劇場が固唾を飲んで無音、
ジブリっ子たちが
見届けるぜ!監督がどう生きたか!
って、集中、結束、
一体感。
ああそういえば、
板の床の上を歩く音がリアルだったな。
小さい頃、
田舎の祖父祖母の家に
泊まりに行った時の古い木造住宅の
2階の廊下を歩く音だ。
そんなのもうこれから
無くなっていくのだろうな。
なー?