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Domaine La Tronque Des Equilibres 2016Vintage



今日はドメーヌ・ラ・トロンクのルージュを頂きます
セパージュは、ブロコル70%・デュラス20%・シラー10%のアサンブラージュです
ドメーヌ・ラ・トロンクはフランスワインの地域区分としては『フランス南西地方』ないし『シュッド・ウエスト』と表記される地方になりますが、その中でもガイヤック村の近くに位置します
ガイヤックは珍しいブドウ品種がいくつも栽培されていることで知られますが、このブロコル種・デュラス種ともにフランス南西部の伝統的な黒ブドウ品種です
インポーターさんの資料によれば、栽培醸造家ニコラ・バスタンは自らをヴィニュロン・ソヴァージュ(野生の生産者)と言い、畑は施肥もしなければ下草刈りもせず、ブドウ樹に付く虫の駆除も行わないそうです
醸造に関しても野生酵母のみによる発酵はもちろんのこと、そのまま熟成させて、ほぼ濾過もせず無清澄で瓶詰めされます
大好きな造り手バティスト・ナイランと同じ匂いがすることから購入し飲むのは初めましてになりますが、人為的介入が少なければ少ないほどワインは美味しいと思っているのでかなり期待しています

【アタック(第一印象)】みずみずしくて力強い 



【酸味】穏やかな酸 



【甘味】中辛口 



【渋味苦味】シルクのようなタンニン 



【フレーバー】凝縮した果実味 



【ボディ】ミディアムボディ 



【余韻】アフター持続時間は長い 




色調はかなり濃いルビー色ですが、エッジを見ても、飲んだ感じからもまたまだ全然熟成できます

アタックはみずみずしくて力強いです

酸は穏やかで、渋味はシルクのようなタンニンです

果実味は凝縮していて、アフター余韻の持続時間は長いです

栽培も醸造も自然派ですがアルコール度数は14℃とエチケットにある通りしっかり感じます

とてもおいしく、購入したことがしてやったりです

この造り手の他のワインも飲まなければならないと思います


総合評価(5点満点)】4.4点