梅雨前線のイワナ | くろのブログ

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発達した低気圧と梅雨前線の影響で各地で大雨の予報の中、前日から雨雲レーダーを何度もチェックして影響の少ないと思われた嶺北の谷への釣行です。
現地の雨は小康状態ですが暑く垂れ込めた雲が大気の不安定さを物語っています。

この谷にも昨夜にはまとまった雨が降りましたが保水力のある森のおかげかひどい濁りはありません。それでも普段の倍以上の水位で渡渉ポイントは限定され遡行には細心の注意が必要となります。

雨は森を美しくします。


増水のためこの日の魚は瀬尻と落ち込み脇の流れが止まったポイントについていました。


広いプールは増水の影響が少なくこの日は貴重なポイントの一つでした。プールの瀬尻で良い型のイワナがスパイダーパラシュートをゆっくりと咥えてくれました。


びっくり顔に見えて愛嬌がありますが、ヒレピンでパワフルなイワナでした。

雨の中、逃げ場の少ない上流部の釣りは危険との隣り合わせであることを忘れては行けません。自分のいる場所で雨が降っていなくても上流部ではそうとは限りません。急な減水は鉄砲水の前兆かもしれませんし、水色の変化も見逃してはいけません。ちょっとした増水でも渡渉ができなくなり身動きできなることもよくあることです。そんなことよりこんな天気の日には釣りに行かないことです。
わかってはいるんです。