今日は市内の5校が集まって合同練習を行いました。
合同練習自体は毎年お互いが刺激を与え合って切磋琢磨する場として行っていますが、今年の合同練習の目的は例年の合同練習とは意味が違います。
というのも、自チームも含め、部員数が不足していたり少人数だったりするチームが増えてきており、各チーム単体での活動ではできることに限界があるため、このような機会を設けました。
また、、選手同士がコミュニケーションを図り、お互いに応援し合える関係を作っていけたら嬉しいな。
これから始まるリーグ戦や来年の春季大会、夏季総体で対戦した時にはお互いに励まし合い、お互いの試合を観戦応援し合う姿が見られたらいいなぁと思っています。
高校へ進学して同じチームになった時にも顔見知りだと安心するかなぁと思います。
W-UPは全体で行わず、各チームが普段やっている様子を見せてもらいました。
それぞれのカラーが出ていて学ぶこともたくさんありました。
「イイとこ取り」をして自分達のものにしていけるといいですね。
今日のTRテーマは「守備」。
「何のために守備をするのか?」という問いかけに、きちんと「攻撃するため」と答えてくれました。
攻撃にするためには「奪ってマイボールにする」ことが第一条件なので、「攻撃をするための守備」という
ことを確認して、全体のW-UPへ。
全体のW-UPからテーマを意識して取り組めていたように思います。
他チームの選手とのコミュニケーションもバッチリでしたね。
守備の原理原則を確認して「1対1」。
優先順位は身に付いたかな?
「2対2」では、1stディフェンスと2ndディフェンスの役割理解が重要です。
「なんとな~く」ではなく、きちんと理解して動けるようになろう。
いろんな指導者からコーチングしてもらうことで新たな気付きもあったのではないでしょうか。
様々な角度(視点・考え方)からアドバイスを受けられるのも合同練習のいいところですね。
最後は、「8対8」で今日やってきたことを意識して取り組めているかを確認。
優先順位を考えてプレーしている姿、励まし合っている姿をたくさん見せてくれました。
5チーム混合チームなので、いつもと違う緊張感を持ち、切磋琢磨していましたね。
練習終了後、いろんなチームの選手から「疲れたけど楽しかった」という声が届きました。
やっぱりこれくらいの人数で練習ができるといろんなことができるし、刺激があっていいですね。
我々指導者にとっても、刺激を与え合い、学び合う場として素晴らしい環境です。
今はまだ各チームとも新チームになったばかりなので基礎的な内容でしたが、今後は回を重ねていくにつれて内容をどんどん発展・応用形にしていこうと思います。
また、今日は参加できなかったけど、ぜひ参加したいと申し出てくれるチームが市内外(中体連、クラブチーム)だけでなく、カテゴリーも越えて(高校チームや女子チーム)たくさんあります。
本当にありがたいことですね。
このように、多くの人に支えてもらってサッカーができることに感謝しなければいけません。
チームが窮地に陥っているところをたくさんのチームに救っていただき、私は幸せを感じています。
サッカーの繋がりって本当に素敵です。
自チームでは7人のチームメイトですが、みんなには「サッカー仲間」がたくさんいるのです。
ただ、この環境を当たり前と思わないでほしい。
みんなが「少人数でも一生懸命頑張っているから」こそ支えてもらえるのです。
このことを決して忘れてはいけませんよ。
これから基本的に毎週土曜日は合同練習を予定しています。
平日の練習は「個人のスキルUP」に時間を費やし、その成果を週末の活動で試せるようにしていこう。
「7人でできること」を「7人でしかできないこと」と考えを置き換えて取り組んでいこう。
本日、参加していただいた4チームの選手、スタッフの皆さん、暑い中ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。