さて、信州・長野とアルペンルートをめぐる旅も最終日・3日目の朝を迎えました
時刻はただいま4時21分…そう、昨夜は22時くらいに就寝したせいか、とても朝早くに目が覚めてしまいました
このままだと夜まで体力が持続しそうにないので、二度寝したり朝風呂に行ったりした後、ホテルの送迎バスでバス停まで送ってもらいました
梅雨の合間でしたが、清々しい晴天が広がっています
ここからいよいよ、人家もまばらな、というよりも周囲に人の気配が感じられない寂寥とした長野県道45号線を辿り、扇沢駅へと向かいます
大町温泉郷から30分ほどで、立山黒部アルペンルートの長野県側の始発駅である扇沢駅に到着しました
やはり松本からここまでは相当距離があるので、アルペンルートを長野県側から訪れる際は、大町温泉郷へ宿泊するのがベストな選択といえそうです
ただ、関東方面からならば、「あずさ」を利用して松本を経由するよりも、北陸新幹線で長野まで向かい、そこから扇沢駅へ直行する特急バスを利用する方が速達性に優れています
では、きっぷを買い求めることにしましょう
立山のみならず、富山地鉄区間となる電鉄富山駅まで一括で購入することが可能です
途中、黒部ダムや室堂で観光する時間を織り込んだとしても、概ね7~8時間で扇沢から電鉄富山まで到達することができます
駅構内の売店に…
雷鳥のぬいぐるみが販売されています
さて、おいくらかというと…
9720円もするそうです
雷鳥太郎の悲痛なお願いが少し気になりつつも、トロリーバスの待機列に並ぶことにします
扇沢を10時ちょうどに出発する関電トンネルトロリーバスに乗車します
おそらく、17~18時頃には電鉄富山に到着する見込みです
ゴムタイヤで走行するバスとはいえ、トロリーバスは法律上鉄道扱いになっているので、保安装置は鉄道に準じたものなっており、車内放送でも「このバスは~」ではなく、「この列車は~」と案内されるのがとても興味深いですね
このように、関電トンネルトロリーバスでは、15分ばかり延々暗闇が続きますが、隧道ヲタクとしては楽しいことこの上ないです
黒部ダム駅に到着した途端に、冷気に襲われました
屋外はそうでもありませんが、トンネル内にある駅では、真夏でも体調を壊しそうになるくらい寒いので、7月であってもアルペンルートでは防寒具が必須です
ここを右折すると、ダム展望台に出られるようですね
長い長い階段を登ると…
圧倒的大迫力