伊豆急下田からの帰路には、185系が充当される「踊り子」号に乗車することにしました
こちらの車両もJR東の置き換えペースを考えると、残っているのが不思議なくらいですね

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幕式のヘッドマークそのものはJR東海やJR四国管内に多数存在しているとはいえ、国鉄時代から同じデザインで残るヘッドマークは貴重な存在になってきました
「踊り子」を除けば、他は「やくも」で残っているだけでしょうか

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昭和56年製とヒネに配置されていた381系とは僅かに3年若いだけで、しかも大規模な更新工事さえ実施されておらず、昭和感剥き出しの雰囲気を味わうことができます
古い車両であっても、水回りにはアコモ改善工事の手が入っていることが多いなか、これほど古いタイプの洗面台がほぼ原形を留めていることに感動しました

いくら、SVOより割安なB特急料金が適用されているとはいえ、いくらなんでも格差があり過ぎるような気もしますが、私たちのような”物好き”にとっては楽しいことこの上ありません

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帰りはグリーン席ではなく、自由席にしました
かつては、117系が同型の転換式クロスシートが設置されていましたが、いまは特急型として遜色のない回転式リクライニングシートに取り替えられています

シートピッチが狭いことを除けば、むしろSVOのグリーン席よりも座面とバックレストのバランスがよく座り心地が優れているかもしれません
不思議なことに、この座席の方が自然な姿勢を採れるので、リラックスしてウトウトすることができました

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途中の伊豆稲取でSVO7号と離合しましたが、やはり東京を昼過ぎに起つ列車なせいか、車内はかなり空いているように見えました
それにしても、この単線で海が望めるのんびりとした情景は、どことなく紀伊半島沿岸部に似通っています



それでは、伊豆の美しい海岸線とMT54形主電動機のサウンドをお楽しみ下さい

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そして、やはり185系最大の特徴といえば、窓が開くことではないでしょうか
なぜこんな構造になっているのかは理解に苦しみますが、やはり急行形の発展型として設計・製造されたからでしょうか

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私が乗車したのは、クハ185‐114を含む大宮総合車両センター所属のA7編成でした

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余談ですが、熱海から京都まで乗車した「ひかり」479号がJR西所属の700系3000番台B編成でした
やはり、岡山ひかりの運用に入っていることが多いようですね

1度、このグリーン車に乗ってみたいのですが、運用が読めないことから、狙って乗車することができないのがネックです