私的「廃車になる前に乗っておかないと後悔する車両」ランキングで常に上位に位置していたKTR001形タンゴエクスプローラー
前回の記事でその乗車記を紹介したわけですが、タンエクに乗る前に京都から豊岡まで「きのさき」には乗らず、「スーパーはくと」と「はまかぜ」を乗り継いで向かったので、その時の写真を紹介したいと思います

わざわざ遠回りになるのに、なぜそんなルートで豊岡へ向かったかといえば、「乗りたかったから」に他なりません
「きのさき」だと「くろしお」と同じ287系なので、遠出してる感覚にどうしても乏しくなってしまうので、敢えて遠回りの経路を選び、ディーゼル特急を乗り継いで行ったわけです

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最初は京都から乗ろうと思ったのですが、それだと少々特急料金嵩むので新大阪から乗ることにしました

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それにしても、「スーパーはくと」の自由席は快適そのものです
座席そのものは683系と同一ですが、表地の肌触りが素晴らしいです

最近の車両にありがちなポリエステル感満載の座席とは違い、ふんわりとしたやさしい感触が体を包み込んでくれます
しかもフットレストまで設置されている上に、前面展望も堪能できるので、グリーン席よりも快適かもしれません

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途中、車窓からは明石海峡大橋を望むことができましたが、当日は生憎の空模様で淡路島のシルエットも霞んでいます

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心地よいエンジン音を堪能していると、あっという間に姫路へ到着しました
末期色の113系を見ると、この駅が近畿地方と山陽地方の結節点であることを実感させてくれます

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驚いたことに、自由席を中心に姫路からも多数の乗車客がいました
所要時間が30分ほど変わらない上に、姫路~鳥取間は高速バスで2400円なのに対して、「スーパーはくと」は自由席でも4040円と料金も倍近くの開きがあります

それにもかかわらず、利用客が多いのならば、割引きっぷの設定等で顧客を囲い込む必要もあるのではないでしょうか

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「はまかぜ」3号が到着するまでの間、ダークレッドの播但線用103系や姫新線用のキハ127系といった姫路地区でしかお目にかかれない車両を撮影しておきました
環状線の国鉄型車両を置き換えるべく、先日323系がお目見えしましたが、こちらの103系はまだまだ現役に留まりそうですね

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さて、姫路から豊岡までは「はまかぜ」3号に揺られることにします
どうしても、先代キハ181系のイメージが強烈過ぎて、未だにキハ189系が「はまかぜ」ということには馴染めません