9月26日から、サンダーバードのリフレッシュ車両が営業運転を開始しました
先頭車の塗装が寝不足気味でなんだか引き締まった表情からは程遠いデザインになってしまったほか、車内設備にも改良の手が入っています

一番の注目点は、温水洗浄便座が設置されたことです
近鉄特急やJR東の新幹線で採用例が広がっているなか、ようやくJR西の在来線特急にもお目見えしました

これを機に普通席も全席コンセント付きに改良して欲しいものです
さすがにコンセントを備えているのが1両あたり8席だと少なすぎるように思います

今回リフレッシュが行われたのはヨンダーこと4000番台のT51編成で、グリーン席にはあの枕を大きくし過ぎたせいで腰回りがしっくりこなくなってしまったWRK129/253型座席が装備されていました

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▲683系4000番台車のグリーン車に搭載されているWRK129/253型座席(写真は287系)

今回のリフレッシュ工事では、この座席に改良が加えられ、バックレストからヘッドレストにいたる形状が変更されました

一見してなかなかよさそうに見えるのですが、やはりフットレストが撤去されています
先日、スーパーはくとのグリーン車からフットレストが撤去された件についてお伝えしましたが、それがサンダバでも行われたということは、おそらくJR西の方針なのでしょう

靴を脱いで寛げないとなると、座席の横幅が広い以外にグリーン車を選ぶメリットが見出せなくなってしまいます
それにしても、最近のJR西は何を考えてるのやら…

本来ならば、細かい点に気遣ってサービスアップに努めなければいけないのに、その反対のことをしているような気がします