7号車には食堂車・グランシャリオが連結されています
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カマと合わせてこちらの食堂車も注目の的となっています
客車寝台特急の廃止に歩調を合わせるように、乗車ついでにふらりと立ち寄れる列車食堂も消滅の危機に瀕しています

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私が乗車した日の食堂車はスシ24 506でした
そう、あの有名なスシ24 506です

サシ489 12として誕生したはいいものの、その後サシ481 83に改造され、さらにサシ489 83になった後に客車へと改造されいまの姿に落ち着いたかなりの”迷”要素を持った食堂車です

当初は、「白山」などに使用されいましたが、78年10月改正で食堂車の連結が廃止されたため、東北へと向かう485系に組み込まれてものの、それも長くは続かず82年11月改正でこちらの食堂車連結も取り止めとなり、東北筋から再び横軽へと転じました
85年3月の改正で「白山」の食堂車連結が再び廃止されたため、保留車を経て「北斗星」の食堂車として抜擢されました

こうして経緯を振り返ってみると、まさに在来線特急黄金期の歴史を背負った車両であるといえます
横軽時代の姿に思いを馳せつつ、今晩はこの車両で夕ごはんをいただくことにしましょう

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乗降ドア上に記された寝台等級表示は10系客車から続く伝統となっています
小さい頃は古臭いとしか思わなかったスミの丸い文字に惹かれてしまうのは歳をとったからでしょうか

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北斗七星をイメージした流れ星が旅人を夢に満ちた旅へと誘います

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24系客車と外観を合わせたEF510形500番台のブルーは艶やかで息を飲むほど美しいです
ただし、EF81形と違ってブロワー音に”深み”が感じられないのが残念です

次回は寝台特急「北斗星」の車内をお届けする予定です