第2回目では車内の様子と食堂車の外観を振り返ってみます
とはいえ、管理人は実際に乗車したことがないので、写真はすべて大阪駅停車中に撮影したものです

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8・9号車に連結されていたBコンパートメント車の通路です
徹底的にリニューアルされているものの、2段式開放B寝台車の面影を残しています

廃止発表後は、このBコンでさえプラチナチケットとなりましたが、この日は平日ということもあって上段を中心に空席が多く見受けられました

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トワイライトEXPでもっとも強く「国鉄」を感じられるのが貫通扉です
網入りガラスに記されたA寝台の文字に24系らしさが強く滲み出ています

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展望スイートやダイナープレヤデスと並んでトワイライトEXPを象徴する車両となっていたのが、4号車に連結されているサロンカー”サロン・デュ・ノール”です
いかにもJR西らしい落ち着いた内装は旅人たちの心を癒してきたことでしょう

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山側に設置されている照明はロイヤルと同様のもので、その柔らかく漏れる光は優雅な雰囲気をさらに盛り上げてくれます

3号車に連結されているのが食堂車・ダイナープレヤデスです

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サシ489から改造されたスシ24 1・2は、通称きのこクーラーと呼ばれるクーラーキセの形状が独特なAU12形冷房装置を搭載しており、この点でも貴重な車両でした

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食堂車は瑞風にも受け継がれるので、こうして食材を積み込む様子はこれからも見ることができそうですが、日本唯一となっていた列車食堂でのランチ営業はトワイライトEXPの廃止に伴い消滅しました

食事のためだけに乗車するレストラン列車ばかりが増えても面白みに欠けるような気がします