いつかはこの日がやって来るとは思っていましたが、改めに現実に接すると衝撃を感じます
今朝、最後のブルートレインとなった「北斗星」が15年春のダイヤ改正で廃止・臨時化されることがマスコミによって伝えられました

臨時化…とは言っても、北海道新幹線の試運転が本格化する中で、そう多くの運転がなされることはないでしょう
おそらく、GWとお盆に東オク車のみを使って僅かに走るのみだと思います

「北斗星」の廃止によって栄光の列車番号1レ・2レが消滅、また上野駅を発着する毎日運転の夜行列車も姿を消すことになります
仮に、時を同じくして「はまなす」が廃止されるとすれば、JR線上から定期の客車列車が消滅することになります

また、「カシオペア」に関しても配管周りの老朽化が進行している上に、リニューアルの予定もなく、「四季島」の就役も控えているため、最悪の場合廃車も考えられます

先日、乗車してきた「北斗星」の模様をダイジェストでお伝えしたいと思います
詳細な旅行記については、後日投稿する予定です

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▲薄暗いホームでひと際輝きを放つブルートレイン
そのオーラは最新鋭新幹線に勝るとも劣らない

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▲今宵の宿は2段式開放B寝台オハネフ25 215
喫煙車ゆえか利用客は少なく、この日の利用は管理人を含めて僅かに3人のみでした

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▲ぼんやりとすれ違う電車を眺める…こんな旅がもう出来なくなってしまうんですね

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▲旅人が眠りについた後も、煌々と明かりを灯し続ける食堂車”グランシャリオ”

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▲未明の青森駅で、機関車をEF510形から青函区間対応のED79形に付け替え、いざ北海道へ向かいます

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▲北海道に足を踏み入れると、空が明るみ始め、朝が旅人を迎えてくれます
夜汽車の旅でもっとも印象的な瞬間ですね

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▲津軽海峡線の夜の主役と昼の主役が函館駅で顔を合わせました
さて、2人はどんな会話を交わしたのでしょうか

楽しい旅をありがとう、寝台特急「北斗星」